昆虫食、始めました

グルメ
以下、虫の苦手な方には大変衝撃的な内容しか記述されませんのでご注意ください。

郷土食文化

我が故郷、秋田県では一部地域でイナゴの佃煮を食す文化があり、私自身も幼少期から喫食していた記憶があります。
味は佃煮なのでもはやイナゴの味はよく分かりませんが、少々クセがあります。
太い後ろ足は硬いから外して食べる人も多いですね。
かつて食糧難の時代には重要な動物性蛋白源として重用されたそうな。
しかしイナゴ食は、秋田県でも恐らく県南部の文化であるようで、秋田市などでは全員が経験しているわけでもありません。
県南部の出身の方にお話を聞くと、旬の時期、弁当に必ずイナゴの佃煮が入っており、食べられないと意気地無しと罵られいじめられるなどといったこともあったようです。虫が苦手な方には酷な話ですね。
そんな縁もあり、私自身は昆虫食文化を何の抵抗もなく受け入れられる状態だったのです。

今まで食べてきた昆虫食

実際に今までもチャンスがあれば昆虫を食べてきました。
イナゴのほかには、居酒屋半兵ヱ様でザザムシやらハチノコなどを食べた経験があります。
いろいろな虫を食べてみたい欲求は常にあったのですが、なかなか本格的に踏み込むタイミングが見えなかったんですね。
海外に行った事も無く、通販で送料を掛けて取り寄せるほどのものでも無いような。
Amazonさんでも買えますが高いんですよね。

実店舗での出会い

そんなある日、とあるショップで出会いました。
こちらのお店はよくネットで見ていたので知っていました。
ただ、商品を置いている店に遭遇したのは初めてでした。
勢いで全種類買おうかとも思ったんですが、正直なところやはりお値段が少々張るもので、
とりあえずは入門編だけ。
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こちらのバッタ類ミックスをチョイス。
内容はイナゴ・オケラ・コオロギ(大小あり)の4種類。
イナゴはまぁ良しとして、コオロギが一番気になっていました。
とりあえず開封。
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意外と厳重に2重包装。
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更に開封してこの通り。
完全に乾燥していてスナック状態ですよ。
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左からイナゴ、コオロギ小、コオロギ大、オケラ。
ほぼ完全な状態のものを集めてみましたが、約8割は何かしらのパーツが外れてバラバラな状態です。

実食

肝心の味をご報告します。
・イナゴ  やや草の香りが強く、酸味とクセが強め。味はエビに近い。
・コオロギ クセは少なく美味い。独特の旨味を持っている。食感も含め、もはや乾燥エビ。うまみがうまい。
・オケラ  味も香りもほぼ感じられない。スカスカ。麩でも齧っているかの様。
結果的にコオロギが完全優勝。
これは近所のコオロギを捕まえてきてドライと食べ比べるしか無いな!!
その辺で獲ればタダだしな!!
と妙なベクトルのテンションが高まってしまい、
公園へハントに繰り出したのですが、それは次回の記事に書きますね。
ではまた。

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