溶接がしたいと思う瞬間
いろいろとモノを作ったり直したりする中で、溶接ができたら良いなと思うタイミングってありますよね。金属加工を模索する中、今まで半田付け、ロウ付けなどを試してみたり、ガス溶接の技能講習を受講したりしましたが、どれもいまいちしっくりきません。
溶接というと真っ先にイメージするのは、屋外で溶接面を片手でかざしてバチバチやってるアレ。アーク溶接です。
やはり思い切ってアーク溶接機を導入するしかありませんね。
アーク溶接機を調べ倒す
アーク溶接機は値段が高いだの、使い方が分からないだのと敬遠しがちな部分もありましたが、そうも言っていられません。
調べれば意外に簡単なはず!という事で色々と調べていました。
家庭用溶接機にも種類は様々あり、半自動溶接機だのTIG溶接だのと専門用語の羅列に戸惑いましたが、まずは自分に合ったものを消去法で絞り込みましょう。
ガスを使うものは高額過ぎるのでNG。TIG溶接の綺麗な溶接痕には憧れますが。。
半自動は簡単そうですが、まずは普通の溶接棒でバチバチやりたいから却下。
100V専用機は出力が弱そうなのと、アークスタートの悪さで挫けそうなので却下。
導入機種
使用レビューや評価なども勘案し、予算と出力の妥協点で、スズキッド様の「レッドゴー120」にしようかと思いましたが、廃盤なのでしょうか。恐らく後継機種であろう「スターク120」に決めました。
スズキッド(SUZUKID) 100V/200V兼用交流機 スターク120 50Hz専用 SSC-121
200V、20Aであれば2.6φの溶接棒も使えそうです。
屋外の作業小屋には100Vしか引いていないので、200Vの引込工事をしなければなりません。
自宅外壁まで200V引込工事
溶接機を買う前にやってしまおうという事で、つい先日、思い立ったままに工事をしていました。電気工事士は便利ですよ~。
本当は200V、30Aが引ければ最高だと思ったのですが、ブレーカーの位置から作業場所まで引き直すとした場合、かなりの距離を露出配線にしなければならず、見た目的にもNGだったので却下。既存エアコン配線の200V、20Aを流用します。
作業開始
エアコン用のブレーカーをOFFにします。感電防止。
エアコン用コンセントを外し、配線を引き出しておきます。
外のエアコンダクトカバーを外し、VVFケーブル2.0mmを屋内に引き込みます。
エアコン用コンセントの配線を切断し、引き込んだ配線と結線します。
引き込んだ配線はコンセント付近に穴を開けて収めました。隠蔽配線は無理っす。
外の配線はPF管内に収め、建物外壁に設置したウオルボックスへ引き込みます。
ボックスは変性コーキングなどで防水処理をしておきましょう。
ボックス内には200V、20A対応の安全ブレーカー、コンセントを設置し完了!
完成
ブレーカーを復旧し、エアコンの作動確認。
外部ブレーカーをONにし、テスターでコンセントから200Vの電圧を確認。
これでいつでも溶接出来そうですな。
早急に溶接機をゲットしなければ。。
ではまた。
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