レザークラフトで手帳型スマホケースを自作

ものづくり

留め具候補いっぱい買ってみた

 レザークラフトも5作品目ですが、そろそろ始めた当初に目標として定めた手帳型スマホケースを作成したいと思います。
形状、デザインのイメージは固まっていたのですが、留め具が定まっていません。
そもそも、金具類を扱ったことが無いのです。カシメ、バネホック、ジャンパーホック、選択肢は様々ある様なので、とりあえず全部買ってみる事にします。
打具の種類もそれぞれサイズ違いのものがあったりと、なかなか奥が深そうですね。レザークラフトにハマっていると初期投資がエグいという事に気付きつつあります。もう沼に腰まで浸かっている状態なので遅い訳ですが。
とりあえず今回のスマホケースにつける場合、カシメではないので、バネホックかジャンパーホックになりますね。ネオジム磁石留めも考えましたが、強磁力が及ぼす影響が計り知れないので却下されました。

端切れで練習

いきなり本番、という訳にもいかないので革の端切れで練習をします。
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ハンドプレスが活躍しそうな場面なので、高さを微調整してトライしてみました。
まずは革ポンチで適正なサイズの穴あけですね。プレス機のドリルチャックにポンチをセットします。
そして高圧力を掛けるに伴い、板の接合部分(4箇所でビス止めされている部分)がギシギシと音を立て、今にもビスが寸断されて崩壊しそうだったので、一旦中止しました。これは改良が必要ですね。実施した改良に関しては後日、紹介します。

ジャンパーホックに決定

プレス機も耐久性不足だが、ポンチ側の切れ味も問題なのでは?、、疑問は尽きません。
今回は制作を優先する為、致し方なくゴムハンマーでガンガン叩きます。音を出す作業は休日の日中しかできないので、作業が止まるんですよ。なるべく無音クラフト化を推進したい。
そんなトラブルにも見舞われましたが、端切れに穴を開け、金具を取り付けることに成功しました。
私の設計ではデザインを優先したため、多少無理な位置に金具が取り付けられる予定です。バネホックでは強度不足の可能性が大きいと判断されたため、ジャンパーホックで行きたいと思います。

完成

また、例によって製作途中の写真がありません。制作意欲が激しかったため、制作に100%の集中力を持って行かれたので忘れていました。今ある写真は、落ち着きを取り戻した作成後のものです。
因みに私の使用スマホはiPhone5sです。なかなかの骨董機種なので、市販のスマホケースは既に「iPhoneSE用」としか書かれなくなりました。まぁ同サイズなので構いませんが。
という訳で、スマホケースの土台は100円ショップで売っているポリカーボネート製のクリアケースです。それにボール盤で穴を開け、バリを取り、革に縫い付けて固定します。
また、今回はカメラ穴加工にも多少苦戦しました。外装を2.5mm厚のヌメ革にしたため、楕円形状の穴を開けようにもカッターでは上手くいきません。10mmサイズの革ポンチを使って横並びに2箇所の穴を開け、カッターで穴を繋げる方法で成功しました。
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完成した写真がこちら。外装のヌメ革にはニートフットオイルを塗布してあります。塗る前に比べて、やや飴色に傾いた味のある色合いになりました。エイジングが楽しみです。
使うかどうかは未定ですが、カードポケットが多量に存在しています。左側に4箇所、スマホの裏に2箇所。名刺やら緊急時の現金なんかを忍ばせておいても良いかも知れません。
ではまた。

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