娘のおもちゃを解析してみた

趣味

隠し要素が発見された玩具

「アンパンマン 夢中知育 おしゃべりことばカード」というおもちゃについて、隠し要素が見つかったので、詳細に解析してみました。このおもちゃの紹介と、その隠し要素については過去の記事をご覧ください。
そしてこの記事は、このおもちゃを持っている、若しくはこのおもちゃを買おうと思っている方々以外には意味不明なものとなりますので、予めご了承ください。

カードの読取機構と仮説

まずはカードについて見ていきましょう。
解析.png
バーコードは左右にそれぞれ分かれており、左側が共通バーコード、右側がカード識別情報だと思われます。
共通バーコードでは、カードの向きが正方向か逆向きかを判断し、カード識別情報の位置を特定する機能がありそうですね。
カード識別情報は、全てのカードを並べてみると、全7桁だと分かります。これを2進数として個別のカードと認識しているのでしょう。

仮説の深追いと検証

推測ばかりで申し訳ないのですが、これが正しければカード識別情報のパターンは全128通りという事になります。まずはこれを確かめるため、2進数のパターン全てを書き出して、既存のカードをその表に落とし込んでいく事にします。
kaiseki .png
すると、2進数の若い方から、少しづつ間を空けながらもカードナンバーが並んでいきます。考え方は正しいようです。
kaiseki2.png
そのまま作業を進めていくと、2進数の並びでいくと71番目に、既存カードの最終35番目「りょうり」が入ります。このままの規則性でデータが格納されるとすると、まだ4割ほど領域を残していることになるので、ここから先に隠し要素がありそうですね。

検証実験

これ以降の探索には水性ペンを使う事にしました。
DSC_2573.JPG
2進数表を基に、足りない部分を水性ペンで黒く塗りつぶす事で未踏の領域へ踏み込みます。

証明

kaiseki3.png
すると思惑通り、隠しキャラが次々と現れました。
全6種類が確認できます。「カエル」「バイオリン」「カメラ」「かぎ」「きらきら星」「ハッピーバースデー」
いずれも水性ペンで再現可能ですので、お持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。
先ほど載せた写真で、アンパンマンに書き込んだコードでは「カエル」が聞けますよ。

因みに、これら6種類の隠し要素より奥の領域も踏破してみましたが、そこには何もありませんでした。

なぜこれらの音源はお蔵入りになってしまったのでしょうか。
例えば、「追加カードパック6枚入り600円!」なんて売り出したら、ついつい買っちゃうと思うんですが。どうなんでしょうかセガトイズさん。

私は水性ペンの再現では満足できなかったので、これから隠しカードを自作したいと思っています。
できたらまた報告しますね。できましたよ。
ではまた。

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