消防設備士7類とは
これは、漏電火災警報器の点検ができる資格ですね。実際の工事は電気工事士が行うので、この資格だけでなく電気工事士も持っていると便利ですね。
そして電気工事士を持っていると、一部免除によりこの資格の難易度が大幅に下がります。他類免状による免除を重ね掛けしたりすると、もはやヌルゲーです。
ほとんど物理攻撃しか仕掛けてこないボス戦時にスクルトを重ね掛けしたような状態になります。
免除内容
通常時の試験では、四肢択一の筆記が30問、記述式の実技が5問。受験時間は1時間45分。
それが、免除の重ね掛けを行うと筆記が10問、実技は全免除。受験時間も35分になります。
合格基準は変わらず、各分野の40%以上で全体の60%以上です。
記述試験が無くなるなんて笑いが止まりませんね。
近年の合格率は60%ほど。やはり他類に比べて合格率が高いのは電工免除のおかげなのでしょう。
ただ、注意点もありますので詳しく見ていきましょう。
注意点
筆記
・法令
他類免除により共通部分の6問が消え去るため、7類特有の法令が4問出題されます。
足切りから逃れるためには40%以上の正答率が必要なので、2問は正解が必要となり、実質基準が50%に上がります。
しかし範囲は狭いので全範囲を網羅的に学習しておきましょう。
・基礎的知識
電気工事士免除により、ここで出題予定の電気問題5問は全免除です。やったね。
・構造及び規格
ここも電工免除により電気の9問がなくなり、規格の6問が残ります。
法令で取りこぼした時のことを考えると4問は欲しいですね。しっかり覚えましょう。
実技は全問免除なので以上です。
おすすめテキスト
これはもう取るしかありませんね。
一撃で確実に仕留めるため、工藤本に頼ります。
私は危険物甲種の時に工藤本に出会ってから、信者になりました。
これからも度々お世話になることでしょう。
因みに当時使用していたものをメルカリで出品しています。
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勉強方法
勉強期間は1週間もありませんでしたね。
テキストと問題集の読むべき場所のみがわかるように範囲をテープで記すことから始めました。
実際にやってみると、試験範囲が非常に薄いですね。
テキストをサラッと流して問題を解いていきます。
多少、舐めプしてしまったせいか規格を1問落としましたが、無事90%の正答率で合格しました。
因みに、漏電火災警報機は見たことも触ったこともありません。一度、どんなものか現物を見ておく必要がありますね。
来年の2月には甲種4類を受験予定なので、勉強を進めながら追って紹介していきますよ。
ではまた。
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