卓上糸鋸盤の専用作業台を自作

ものづくり
何だか色々と作ってばかりでしたが、全てGW中の話です。連休明けは測量士補の勉強に戻っていました。

必要性に駆られ

シルエットパズル作成の辺りで購入を決意した卓上糸鋸盤ですが、本体が暴れ回るので作業台を作ることにします。

CAD習慣

こういった作業も、今までは何となく頭に浮かんだ構想でそのまま作業に取り掛かっていたのですが、CADを習得してからは必ず図面に起こすようになりました。
イメージを視覚化すると粗が見えるんですね。行き当たりばったりでトライ&エラーみたいなのが減りました。
あとは材料がどのくらい必要になるのかが明確に分かるようになったのも良いことですね。足りないと嫌だから大目に買っておこうみたいなのも無くなりました。

設計方針・積算

設計方針は以下の通り。
作業小屋内での使用なので材質はこだわらない。
・本体が暴れないように、そこそこの重量・強度が必要。
・場合によっては追加で重量調整もできるようにしておきたい。
・ガタつき、グラつきが生じない様に、縦横どちらも耐震強度強めで。
・床面から、糸鋸盤作業台までの高さを700mmに設定。(椅子に座って作業した場合の快適性を考慮。個人差あると思います。)
・小屋に伝わる振動が気になる場合、接地面にゴム脚でも付けようか。
構造体は一番安いSPFの2×4材で。6フィートが4本必要。大体1本300円くらい?
合計1,200円くらい。

作成開始

材料を買って来て、早速取り掛かります。
部品寸法図の通り、直角の部品は全て切り出します。
天板、幕板、脚、棚板の順に組んでいきます。
最後に角度のついた筋交い部分の木材を切り出しますが、積み重なった誤差を考慮して現場合わせします。
天板に糸鋸盤を仮置きし、位置決め。固定穴にマーキングをして一旦移動。
M8サイズのドリルで穴を開ける。
糸鋸盤をM8サイズ70mmのボルトとナットで固定して完成。

完成

IMG_1171.JPGIMG_1172.JPG
本体込みの重量はなかなかのもの。
改めて動作確認を行います。
ストローク数を最大値に設定してもブレたり暴れたりしませんね。
床面振動も特に気になりません。ゴム脚は必要ないかも。
重量が足りなければ、棚に砂袋でも詰めてやろうかと思いましたが、それも必要ないかも。

Ruhig Blut

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確認ついでにアンカーパズルの一種「Ruhig Blut」を作成。それを収納する桐の箱も中抜き加工で作ってみました。
この引き伸ばした6角形から並べ替えて、長方形を作るのも結構な難易度です。
電動工具も揃ってきて、制作の幅が広がってきました。

旋盤欲しい病

そろそろフライス盤とか旋盤が欲しくなってくる頃合いですが、そこまで費用は掛けられないかな。
ではまた。

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