第二種電気工事士の難易度(筆記試験編)

資格

試験をスルーした過去

この資格を取得したのは昨年度の上期試験でした。
ただ、約5年ほど前にも受けようとした事があり、その際はテキストを買っただけで受験申し込みさえしませんでした。
なぜ受けなかったというと、技能試験という響きが、とてつもなく難しそうに思えたからですね。
実際は対策さえ講じればそこまでは難しくないのですが。

電気工事士とは

資格内容を紹介していきます。
これで何ができるかというと、電気工事ですね。一般住宅やアパートなんかの工事は第二種で十分です。
逆にこの資格を持っていないと電気工事全般が一切できないので、私としては1秒でも早く欲しい資格でした。
第一種の方は、もっと大規模な工事の際には必要となります。工場だったりビルだったり。

受験資格

第二種に受験資格はありません。
誰でも受けられるので、毎年10万人を超える方々が受験しています。
合格率は近年、筆記試験が約60%、技能試験が約75%ほどですね。頑張れば受かります。
しかし無勉強で合格できるほど甘くはないので、ある程度は勉強しましょう。
試験は上期と下期の2回実施されますが、2回とも受験できるわけではありませんので注意を要します。

使用テキスト

筆記試験と技能試験は日程が別なので、まずは筆記対策を行っていきます。
私の勉強期間は2週間ほどでした。テキストは5年前に買ったものを引っ張り出してきます。

このタイプの古いものを使用しましたが、特に問題はありませんでした。
練習問題や解説も多くわかりやすかったですね。

試験内容

試験内容は、全50問が出題され、60%の正解で合格となります。
出題分野としては、大まかには次の通りです。
・計算問題
だいたい10問ほど出題され、中にはハイレベルなものもあります。
・暗記問題
16問ほどでしょうか、法令だったり、ここではこのケーブルを使う、みたいな問題です。
・配線図記号
10問ほど。似たような記号も多いので、注意しながら覚えます。
・鑑別問題
14問ほど。写真が掲載され、これは何でしょう。みたいな問題。

合格基準と攻略法

50問中、30問を正解すると合格なので、どうしても計算が苦手な場合は全捨てしても十分合格を狙えます。
実際、私も最初はそうしようかと思いました。
ただ、拍子抜けするほど簡単に解ける計算問題も多いので、一通りは公式を覚えて万全を期しましょう。
あとは過去問を中心に繰り返し暗記ですね。
ちなみに後半の配線図問題の中に、最小電線本数や、圧着に使うリングスリーブの必要数を問う問題が出てきますが、これらはこの段階で分からなくても大丈夫です。実技試験対策では嫌というほど頭に叩き込むので。

私が受験した際は42点で無事合格できました。実技試験の事はまた後で書きますね。
ではまた。

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