水耕栽培器でパクチーを育ててみた

趣味

パクチーとは

世界各国で愛されているパクチー。タイ語由来の呼び名はパクチーですが、英語ではコリアンダー、中国語では香菜(シャンツァイ)、和名はカメムシソウなど、様々な呼ばれ方をしています。これらは全て同じものですね。

カメムシ草の異名

ただ香りが強烈な為、好き嫌いがハッキリと別れるのも特徴です。先ほどサラッと紹介した「カメムシソウ」という和名が物語る通り、カメムシが外敵に遭遇した時に放つ悪臭と同じ様な臭気を持ちます。実際にそれぞれが含有する匂い成分はほとんど同じものだそうです。例えるならば、その辺の雑草を齧った時に感じる青臭さをギュッと濃縮した様な匂いと言ったところ。ドクダミの匂いにも似ています。

入手困難なので育ててみる

最近、タイ料理にハマっている私はそんなパクチーが大好きです。しかしながら、青森では一部の大型スーパーでしか手に入らない上にそこそこの値段がします。
こうなると自分で育てるしかないと思い立ち、一ヶ月ほど前に水耕栽培器で育てることを決意しました。

種を入手(家にあった)

育てるとなると、とりあえず種子が必要になります。これもその辺のホームセンターなんかでは見たことがありません。通販で入手せざるを得ないかと思っていましたが、自宅にあることに気付きました。そう、ホールスパイスのコリアンダーシードです。これは灯台下暗し。
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因みにメーカーはGABANです。私はエスニック料理や、カレー粉を調合する時に使うので、いくつかのホールスパイスを常備しています。

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種は3~4mmですが、近くに寄るとこんな感じ。球体です。
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外皮が固いので、まずは半分にします。半球の種子が2つ併せられた状態なので、簡単に割れます。
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その後、外皮を丁寧に剥いてみます。こうすると発芽率が上がりそうなので。
これをウレタンスポンジにセットして数日。
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芽が生えてきました。
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こうなると早いもので、ぐんぐん成長します。
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一ヶ月ほどでここまで成長しました。背丈が20cmを超えると収穫できるらしいので、天井に到達した部分から食べていきます。これ以降は食べ放題ですね。

トムヤムヌードルやフォーの上に散らしたり、サラダに添えるだけでエスニック感がグッと増します。
以上、水耕栽培器を所有し、かつパクチー好きな方に贈る極々ニッチな記事でした。

需要があるかは不明ですが、種子の入手先リンクを残しておきます。
ではまた。

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