2020年度1級建築施工管理技術検定、延期後開催日程決定!

資格

7月中には延期後日程を決定し通知しますなんていうお知らせを見た気がしなくもないですが、見事に7月31日のギリギリに延期後日程が通知されておりました。

・学科試験
試験日:2020年10月18日(日)
合格発表:2020年11月20日(金)
(合格者の実地試験受験料払込期間:11月20日~12月11日)

・実地試験
試験日:2021年2月21日(日)
合格発表:2021年6月4日(金)

ここからのCOVID-19感染拡大状況などによっては、更に延期となる可能性もあったり、会場の確保も未だままならない様子が伝わってきたりしますね。
北東北在住の私からすると、ちょっとした都会である仙台にさえ行きたくないのです。田舎はどこでもそうでしょうけれども、「軽率にも」都会に行って感染症をもらってきたりすると、すぐに個人名や住所・勤務先やら子どもの学校まで特定された噂が流れるんですね。デマの場合も往々にしてあるようですが。さながら私刑の村八分。あな恐ろしや。

技士補の成立と、本年度受験者の不遇問題

さて、来年度試験からは「技士補」制度の新設などの話も聞くようになりました。
ざっくり説明すると、2021年度1級試験からは、
学科試験に合格して、実地試験に不合格だった場合、「技士補」資格を与えられ、一定の役割をこなす事ができるものなんです。
具体的には一級技士補が2人おり、それぞれ専任の現場に配置されていれば、監理技術者(1級施工管理技士)はその2つの現場を兼任できる。つまり技士補がいっぱいいれば、監理技術者がいままでの倍の現場を監督できるという制度に移行する感じなんですね。

しかし、2020年度試験ではその制度の適用が無く、学科試験に受かっただけではなにも与えられないんです。今回、学科に受かって実地に落ちた場合、来年度試験での学科受験免除以外は本当に何も残らない。
そして来年度試験では、通常、学科試験免除で受験できるはずなのですが、仮に免除で受験できたとしても実地でもう一度落ちた場合は何も残らないので、少なくとも「技士補」を取得する為には再度、本来受験する必要のない「学科試験を再受験」しなければならないのではないだろうか。という問題を孕んでいるんです。ああ無情。

—本年度試験でバッチリ実地試験まで受かってしまえば何の問題もなく監理技術者になれるじゃぁないのかね。

「上」の方からはそんな声も聞こえてくるかのようですが、受験者全員がそうできるとも限らず、確実に一定数の受験者は上記で述べたジレンマに陥るんです。
これを閲覧した本年度受験者がおられましたら、是非、声を大にして国交省にでも文句付けてみて頂きたい。私は気力的にここで呟くのが限界です。
試験関連者の方々には是非ご慈悲を。と申し上げておきます。

ではまた。

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