測量士補試験と解答速報結果

資格

記念受験回

令和元年、記念すべき一発目の試験だったんですね。昨日は測量士補試験を受験して来ました。
秋田市で受験したので気付かなかったのですが、全国14都道府県でしか開催されない試験なんですね。こういった試験の場合、大体秋田県は省かれるはずであり、仙台まで行く羽目になることが多いんです。ここは素直に国土地理院に感謝しておきましょう。
そういった事情もあり、思いのほか受験者数が多いことに驚きました。そして、ここまで高校生受験者が多いとも思っていませんでした。体感的にですが、8割ほどが高校生、2割が一般。男女比は9割5分超が男性でしょうか。

壮絶なアウェイ感

受験会場には、団体の高校生の列がワサワサ入っていった後にゆっくり入場しましたが、席に座ると、前後左右を知り合い同士の高校生に包囲されるという、とんでもないアウェイ感。長机の真ん中なのでトイレに行こうにも気を使わざるを得ない。また、嫌でも耳に入る会話から、あまり勉強していなかった感じも伝わってきて、カンニングしてきそうな気配も気になるところ。気にし過ぎなのかもしれませんが、今回は過去最大級にやり辛い試験でした。
試験開始直前、高校生の数人が直定規ではなく、三角定規しか持っていないことが発覚。没収される騒ぎがありました。幸い、近くの方が直定規を複数持っていたらしく、貸してくれていたので事無きを得ましたが、今後受験される皆様は気を付けましょう。今回の試験でも三角定規の60°部分を使うと若干有利に働きそうな問題も出ましたもんね。

試験開始

始まってしまえば周りを気にしている場合でもなく、ひたすら解きます。
今回は初出の計算問題が2問ほど出題されましたね。「DTMの標高地の精度計算」、「切盛土の断面積計算」、どちらも幸い計算公式が示されていたので数値を当てはめて計算するだけでしたが、今後は公式が隠されて出題されるのでしょうか。
大体の問題は苦戦することなく解けましたが、No,27の5角形用地計算。これは後半の集中力が途切れてきた頃にしてはボリュームが大きくて、案の定計算ミスをしていて正しい数値が出てきません。解き方は間違っていないので計算箇所を総点検して間違いを発見・修正しましたが、相当時間を掛けてしまいました。まぁ時間も有り余っていたので構わないのですが、仮に試験が2時間だったら焦っていましたね。
回答にも結構な自信があったので、これをみすみす高校生にカンニングされる訳にはいきません(考え過ぎ)
マークシートに書き込む際、書いたマークシートを確認する際、ここには最大限注意を払って、極力見えないようにしました。なので、正直なところまともに見直しができませんでした。
途中退席もゆっくり可能なくらいに時間は余るのですが、試験問題を持ち帰るためには、みっちり3時間座っていなければいけません。

自己採点

ようやく終了して、家に帰り、入浴して晩飯を平らげる頃には解答速報が出ているではありませんか!アガルートさん。ありがとうございます。
ざっと答え合わせをしてみると、失点は2問のみ。24/26点で合格見込みですね。
因みに落としたのはNo,5の標高か楕円体高の2択をミスしたのと、No,12の視準線点検計算です。標高とかジオイド高とか、ちょっと理解の怪しいところが多かった気がします。視準線計算は捨て論点だったのでこれは仕方がない。
マークミスが無ければ問題ないでしょう。試験終了の2分ほど前にこっそりシートチェックも行ったので大丈夫でしょう。
合格発表は7月9日ですね。
それまではしばらく趣味の制作に時間を使えそうですね。
次に受験する資格も考えておきましょう。
ではまた。

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