2級販売士検定の難易度と勉強方法

資格
先日合格通知が届いた2級販売士ですが、まだ認定証や合格証書は届いていません。
測量士補試験の勉強も一息ついたところなので、2級販売士の勉強方法などについてまとめてみたいと思います。

試験概要

2級販売士試験概要(2019年2月受験時調べ)
試験時期 : 2月・7月
受験料 : 5,660円
申込方法 : 各地商工会議所にて直接申込み。商工会議所によっては販売士試験を行っていない場合もあり、注意を要します。こちらで事前にチェックしておきましょう。
試験時間 : 前半60分・後半90分
出題数 : 全175問
出題分野
午前 ①小売業の類型、②マーチャンダイジング
午後 ③ストアオペレーション、④マーケティング、⑤販売・経営管理
出題形式 : 各分野につき大問が7問あり、大問につき小問が5問ある。分野につき計35問。大問7問のうち、4問が正誤問題で、3問が四肢択一問題。
回答形式 : マークシート式、電卓持ち込み可能。
合格基準 : 合計得点の平均が70点以上、各分野の得点が50点以上
合格率 : 約50%
途中退席 : 試験開始後30分経過後に可能。しかし試験終了10分前は不可。退席しても試験問題の持ち帰り可能。

注意したい特殊ルール

 大問につき、小問の回答を全て同じ記号とした場合は、その大問が全て無効となる。例えば、正誤問題で5問とも正しいと回答すると、5問とも不正解になる謎ルール。知識が怪しい時などは全て〇にしてしまいがちなので注意を要します。

おすすめテキスト、勉強法

続いて、私が実際に使用した教材などをご紹介します。
テキストに関しては大分前に、ブックオフ様にて200円で中古を買っていました。試験の全体概要をつかむ分にはこれで問題ありません。
後で知った事ですが、2級販売士の公式テキストは2014年と2017年に改訂されているらしく、内容はそこそこ変わってきています。
試験難易度的にはそこまで高くないので、古いテキストであることを認識したうえで学習をすれば問題はありませんが、余計な事を考えたくない方などは最新版をオススメしておきます。
また、過去問が公式に流布されておらず、PDFデータなどで入手が難しかったため、問題集を購入しました。
上記の古いテキスト(2011年版)を流し読みし、すぐに過去問を回しましたが、その時点で75~80点台が取れていたので、あとは回数をこなしてブラッシュアップと、直前には計算問題の公式を再確認したくらいですね。
勉強期間は約2週間。一日当たり1~2時間くらいの勉強時間でしょうか。
ほとんどが知識問題なので、暗記すれば点数は伸びます。
一般的な鬼門となるのは損益分岐点計算と、財務分析計算ですね。多少簿記を齧っていれば理解しやすいと思われますが、初学の場合は割り切って公式を暗記しましょう。何度も解いていれば計算方法は体に染みつきます。

電卓について語ります

また、電卓の持ち込みも可能ですが、大した計算内容でもないので薄っぺらい電卓でも全く問題ないと思われます。
寧ろガッチリ簿記用の速算電卓を持って行ってブラインドタッチでガチャガチャ計算するのはちょっと恥ずかしかったです。
しかし、形から入りたいなどの需要にも対応できるように私が使用している電卓もご紹介します。
CASIO AZ-26S
スクール用電卓という事で、私が商業高校に通っていた頃に使用していた電卓の後継機にあたるものです。
実際に高校で使用していた電卓は現在職場で使用しているため、これはわざわざ試験受験の為だけに買い増しました。
ものぐさな性分なもので、職場から毎日自宅に電卓を持って帰り、勉強の為に使用し、また職場へ持って行く。このルーティンを毎日繰り返すなんてことは絶対に無理なのです。
建設業経理士試験などにも持って行きましたが、性能上は全く問題ないです。いくら頑張って速く打ち込んでも反応してくれる信頼性って大事ですよね。ぺらい電卓などでは打ち込んだ数字が本当に入力されているのかを一桁単位で確認しながら進めなければいけないので、その辺のストレスが全く無いというのは素晴らしい限りです。
少々高価ですが、これで安心してブラインドタッチができますよ!
販売士試験よりも電卓を語る熱量の方が圧倒的に高い気がしましたが、そんな感じです。
ではまた。

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