測量士補の勉強中~合格率と難易度の考察~

資格

合格率

今年の1月に早々と試験申し込みをしてしまったので、5月19日に受験することになっている測量士補の勉強をしています。
申込を行った1月には、土地家屋調査士でも目指そうかな!なんて意気込んでいた訳ですが、実際に目指すかは不透明です。
とりあえず申し込んだからには全力で臨むべく、受験難易度について考察を行っていました。
まずは合格率。この試験は何気に合格率が低いんですよ。
H30年 33.6%
H29年 47.3%
H28年 35.9%
H27年 28.0%
H26年 39.7%
H25年 21.2%
そこそこのバラつきが生じているところで、実施団体が傾斜配点などの合格率補正を行っていないことが分かります。
合格基準が、「28問出題中18問以上の正解」ということで、約64%以上の正解率で合格です。
私はこの合格率の低さ加減を見て、ビビッて早めに勉強を開始した次第です。

難易度はそこまで高くない気がする

しかし、過去問を読んだ限りではの文章問題も引掛けやイヤらしい表現は少なく、素直な出題。
計算問題も過去問の焼き増しが多く、ある程度パターン化されている様子。
28問中、10問前後が計算問題になるようですが、計算問題の方がパターンが少なく、得点源になりそうな気配。
文章問題では、毎年新たな論点から出題されたり、十数年ぶりに出題される論点の問題などが2~5問ほど出ている傾向のようです。
計算問題をある程度固めて、文章問題の厄介なやつでいくつか失点しつつも合格ライン越え、というのが正解ルートかも知れません。
計算もほとんどが四則演算で解けるものが多く、高校数学レベルのものは三角関数から正弦定理・余弦定理くらいのものです。
私自身、商業高校出身なので文系に属します。高校では数A・数Ⅰくらいまでしか習っていない気もします。
それでも当時の記憶を呼び覚まして公式を覚え直したら何とかなりそうですよ。

合格率と難易度の考察

何だか合格率が低い割には相対的な難易度は低い気がします。
実際に今まで私が受験した同等合格率の理系に属しそうな試験には以下のようなものがあります。
・危険物取扱者甲種 約33%
・基本情報技術者試験 約20~30%
これらを勉強開始した頃には多少の絶望感なども感じられ、合格のビジョンも見えない状態だった気がするんです。
測量士補と何が違うのかを考えると、受験資格の有無や、学歴取得の有無などが見えてきます。
危険物甲種は、学歴が受験資格になっていたりするので、ある程度の知識を持った方でなければ受験することができない試験で、その中での合格率が30%前後というのは、やはり難しいのでしょう。
基本情報は、受験資格など一切ありませんがITパスポート試験の上位資格ということもあり、やや受験の敷居が高いですね。また、情報系の学生や新米システムエンジニアなどのプロ受験者も多いようです。
それに対し測量士補は、学歴取得が可能です。
大学や高専などで土木や測量の単位取得で自動に得られるシステムが存在しています。
なので、本当にこの資格が必要な方やプロの方はそもそも受験しないんですね。
そして、土地家屋調査士の受験に有利に働くメリットも備えた試験なので、土地家屋調査士を何となく目指してみよう等と思う私のような素人も多く受験しているハズです。
それらの事情により、合格率が低い割には難易度はそこまでではない。と言えそうです。
安心して勉強しましょう。
私もここまで大見得切って落とす訳にはいかなくなったので、頑張りますね。
ではまた。

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