合格証明書の交付を申請
先日、合格通知が届いていました。
実は結構前に届いており、すぐに合格証明書の交付申請を出しておりました。
通知はこんな感じであっさりしていますが、合格証明書には自分の写真が入り、2級にも関わらず国土交通大臣の銘入りという豪華っぷりらしいです。これは2,200円払ってでも入手しておく価値はありそうですね。
受験資格
さて、今日は2級建築施工管理技術検定の受験資格や実務経験について、私の経験した事を書いていきたいと思います。
まずは受験資格ですね。色々と区分が分かれていますが、いずれにせよ建築関連の実務経験は必要となってきます。
最終学歴や、建築系の学科を卒業したかによって必要年数はかなり違ってきますので、確認が必要です。
私の場合は指定学科以外の高校卒なので、最短で4年半の実務経験で受験可能になります。しかしその場合は必要書類として卒業証明書の原本が必要になるそうです。入手が面倒なので、実務経験を8年で受験することにしました。
例えば指定学科以外の大学卒の場合は、1年半の実務で受験可能です。この場合なんかは面倒でも卒業証明書を取り寄せて受験するのも有りですね。
実務経験
そして問題になるのが実務経験ですね。どんな工事だったら認められるかという部分ですが、受験区分別に見ていきましょう。
「建築一式工事」
これはもうゼネコンとして建築の最初から最後まで見届ける仕事なので分かりやすく実務経験になるでしょう。
「躯体工事」
これも、建物の主要構造部に関する工事を受け持つ場合で、鉄骨を組んだりコンクリートを打っていたらこの区分です。
「仕上げ工事」
今回、私が受験したのがこの仕上げ区分です。上の2つの区分は、いかにも新築工事と言わんばかりの内容で分かりやすいのですが、仕上げの場合はクロスの張替や床材の仕上げなど、主に改修工事でも受験可能という点で強みがあるように感じますね。
具体的に言うと、不動産会社等でアパートの退去修繕工事を担当していたりする場合も認められるようです。
ただ、実地試験の経験記述を書く際に、工事規模があまりに小さかったり、古すぎる工事を記述すると実務経験なしと見なされて落ちるといったケースもあるそうです。真偽のほどは不明ですが、いざ受験の際はなるべく新しめ且つ大きめの工事をチョイスしましょう。
従事した立場
あとは、実務経験として認められる為には、従事した立場も重要になります。
・施工管理(請負者の立場として現場管理を行った)
・設計監理(設計者の立場として工事監理を行った)
・施工監督(発注者の立場として工事監理を行った)
経験記述を書く際にも、自分がどの立場で行った工事かを問われるので、言葉の意味も含め理解しておくことをお勧めします。立場によって経験記述の書き方も変わってくるので、矛盾が生じないよう注意を払いましょう。
実務経験として認められない工事として、電気工事、管工事、消防施設工事等々、様々な工事が細かに設定されていますので、そちらもご確認ください。
以上、受験資格や実務経験について、私の経験談と注意点でした。どなたかお一人にでも役立てば幸いです。
ではまた。
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