ぼかし染めがしたい
レザークラフトで、ぼかし染めの技法を会得すべく、プルームテックケースを作成してみました。
まぁ、ぼかし染めの会得にはプルームテックケースである必要はなかったんですけども。
プルームテックは旧式のものを使用していますが、持ち運びにやや不便さが感じられますね。
ペンクリップを付けて、パッと見ボールペンの様にしてしまえば機能的、且つオサレになるのではないかというところです。
設計方針
いつものようにＣＡＤ図面を起こすのですが、以下に気を付けます。
・使用中の脱落を防ぐため、ギリギリ寸法にしたい。
・ペンクリップはカシメで固定するらしい。カシメの厚みに注意。
・本体の吸気口を塞がないように注意。
・本体最下部のLEDライトは見えるようにしておきたい。
早速作りましょう。
例のごとく、過程の写真は撮影し忘れましたが。
ぼかし染めに挑戦
今回は、ぼかし染めの会得がメインなので、いろいろ試しました。
使用染料はプロダイの赤。（旧商品名オイルダイ）
これをどのくらい希釈するかが重要なんだろうなと思います。
希釈には変性アルコールを使用します。
とりあえず、プロダイ1：アルコール2 くらいで希釈。
下半分を染めてみましょう。
これは濃いですね。
境界がくっきり過ぎてぼかし染めにはならなそう。
という訳で、プロダイ1：アルコール5くらいまで薄めます。
このくらいで丁度良い気がしました。
上から撫でるように染料を薄く乗せて行き、下に進むにつれて重ね塗りで色を濃くして、先ほど塗った下半分との境界を分からなくしていきます。
あとはニートフットオイルを全体に塗布して、レザーコートで色止めを行い完了。
順番や使用方法が正しいかは不明ですね。染料とオイルの相性とかはよくわかりません。
あとはペンクリップを極小カシメで固定し、縫って、コバを整えて完成。
完成
ケースに収めたまま使用できるのが売りです。（販売はしていません）
吸気口に、ペンクリップと干渉しないサイズのスリットを入れています。
また、下部のLEDライトが見えるように、カットを入れています。
ペンクリップが付いているので、胸ポケットに挿しておいても良いですね。
吸い口の汚れが気になる場合は付属のシリコンカバーでも被せておきましょう。
欲しいアイテムをサッと創り出せるのはDIYならではですよね。
このくらいのサイズ感の小物なら、端切れで作れるので材料費も安いしオススメです。
ではまた。
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