ガス溶接作業者とは
可燃性ガスと酸素を混合させた気体を燃焼させ、金属のガス溶接・溶断・加熱作業を行う場合に必要な国家資格です。なので、単一ガスを燃焼させる小型バーナーなどで行うロウ付け業務には必要のないものです。
国家資格と言っても、技能講習を修了すれば貰えるので難易度は最下層ですね。
取得目的
ロウ付けや溶接には予てより強い興味を持っていました。
個人の趣味としてこれらを行う分にも全く必要のない資格ですが、事故を起こしてからでは遅いので、安全面を強化するために受講してみましたよ。
技能講習概要
技能講習はいろいろな団体で行われています。
講習費用もまちまちですが、10,000〜14,000円ほどでしょうか。
学科講習が1日と少し、実技の講習が1日弱ですね。
最後に形式上の試験が行われますが、講習の内容をしっかり聞いていれば大丈夫です。ただ完全に寝ていると、少々専門的な問題に詰まることもあるかもしれませんので、真面目に受講しましょう。
マストアイテム
実技に関しては、作業に適した服装を用意していきましょう。
作業帽、作業着、安全靴、革手袋、粉塵用マスク、保護眼鏡あたりでしょうか。
手袋、マスク、遮光メガネなんかは貸し出してくれるところもあると思うので確認しておきましょうね。[amazon_link asins=’B00BG3YX5S,B0080D7610,B00J6Z7DU0,B01M1L3QSS,B00AEZILG6′ template=’ProductCarousel’ store=’heat6660d-22′ marketplace=’JP’ link_id=’74fb1a54-89d7-477b-ab17-6dc1f3363823′]
作業着は会社用のものがあったので、作業帽、溶接用安全靴、革手袋を用意しておきました。
私はワークマンで買いましたよ。どこにでもあるし安いし。
実技作業内容
内容は、実施団体によって違うかもしれないので断言はできませんが、私が受講した際には厚さ1cmほどの鉄板をガス溶断しました。
初めて見るガス切断機を実際に操作して溶断作業を行います。
そして案の定、受験番号が1番だった私から順番がやってきます。
学科で散々、逆火による吹管の溶解や爆発による事故事例を見てきたせいもあってか緊張が走りましたね。
しかし、実技に試験はありませんので気楽にいきましょう。上手く溶断できていなくても構いません。
修了
そんな訳で無事に修了し、晴れてガス溶接業務に就けるようになりましたが、必要な機材を個人で用意するのには無理がありそうですね。
溶接器や切断器も1万円以上しますし、メインとなる燃料のアセチレンや酸素も入手に手間取りそうです。[amazon_link asins=’B00N1RX1CS,B0795CKFTS’ template=’ProductCarousel’ store=’heat6660d-22′ marketplace=’JP’ link_id=’e940031c-c20f-42df-aa93-08985d0beeaf’]
ちなみに器具はこんな感じ。
私はしばらくロウ付けで我慢することにします。機会があればアーク溶接の特別教育を受講するかもしれませんが。
その後、
2019.12.19追記。その後、特別講習は受講しませんでしたが、電気工事士とガス溶接の知識をフル稼働してアーク溶接機を購入、使用しています。その記事はこちら。
安全面の知識は趣味でも生かせると思うので、気になる方は是非どうぞ。
ではまた。
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