建設業計理士1級(財務諸表)を受験します

最終科目に挑戦

 遂に最終科目、財務諸表を受験します。
年明け頃から、一日30分くらいのペースでゆっくりとまったりと勉強をしておりましたが、気付けばもう残り二週間も無いようですね。
今回の科目、財務諸表は理論分野の得点配分が多く、計算問題でゴリ押し合格はできないようです。

傾向と対策、得点計画

第一問(配点20点)
他の科目と同様、約500字程度の字数制限付き論述問題。
過去14回分の問題から傾向を探りましたが、固定資産の減損が過去3度出題されていますが、その他は繰り返し出題されている分野はありません。出題範囲も、2級で学習するような分野から不意打ちのように出して来たりといった具合で、傾向はかなり見えづらいですね。
ここで深入りする訳にもいかないので、重要ワードのみを広く浅くカバーし、部分点取得に全力を尽くします。
第二問(配点約12~14点)
穴埋めの記号選択問題です。ここも手広く出題されているので的が絞れません。第一問、第三問と併せて広く浅く知識を蓄えていくしかありませんね。今回、理論対策に日商簿記1級用のポケットサイズテキストを買い増しました。
第三問(配点約16~18点)
正誤問題。何気に配点が高いので、できる限り取りこぼしたくないですね。会計原則について広く問われるので、知識の強化と、50%を制する運がものをいう部分。
また、「必ず~しなければならない」という文言が含まれる問題の場合、何かしらの例外が存在し誤りの可能性が高い。みたいな試験テクニックは意外と大事だったりします。
第四問(配点約14~16点)
個別計算問題。過去14回分の試験では、JV会計、資産除去債務、連結会計が多く出題されていますね。
連続出題の頻度傾向から、JV会計、資産除去債務は今回の試験では出題されないだろうと思われます。そこで俄然出題率の高まってくるのは連結会計ですが、それ以前に出題されたキャッシュフロー、リース会計、ヘッジ会計、税効果会計などにも注意は必要です。
というか、第20回に突如出題されたヘッジ会計みたいな初見殺しが出たら間違いなく詰みますね。
第五問(配点約36点)
精算表。毎回だいたい同じような内容の問題が繰り返し出題されていますが、固定資産の総合償却や減損、デリバティブ、繰延資産の償却などで毛色を変えてきたりしますので若干の注意を要します。
得点計画としては、第四問、第五問をとりあえず満点にします。これで約50点。
第二問、第三問の失点を10点以内に収めて約20点。
合計70点で合格を目指します。いつも通り、今まで通り、論述には頼らず正面突破の脳筋戦法です。まぁ論述の部分点で10点くらいは確保できるように、時間ギリギリまで単語を捻り出すつもりではございます。
時間配分的には問題なく、第二問~第五問を一通り解いて概ね30分ほどでした。
そこから30分あれば論述も片付きそうです。多少見慣れぬ計算問題につまづいたとしても時間的な焦りは少なめですね。
思いのほか運ゲー要素を含みます。
落ちたら日商簿記1級・全経上級の勉強でもしながらそちらも受けつつ同時並行受験していこうかなと思っております。理論分野で出題範囲がそこそこ被ってくるらしいですね。
ではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました