溶接機購入(周波数注意)
遂に買いました。
機種は200Vでも使用可能なスズキッド社の「スターク120」にしました。
因みに50Hzと60Hzの2種類が販売されています。東日本は50Hz、西日本は60Hzですね。中心地の場合は電力会社にお問い合わせの上、正しい方を購入しましょう。
購入直後、色々作業しないと使用できない
箱から取り出すと、初期設定は200Vになっています。
ただ200V用のコンセントプラグは自分で用意しろという事だそうです。
これは併せて購入していたものを取り付けます。
普通の200V用コンセントプラグは15Aまでしか対応していないものも多く出回っているので、20Aまで流したい場合は注意しましょう。
試運転
先日、先走ってエアコンダクトから200Vを取り出す工事を終えていたので、早速試運転も可能です。
用意したコンセントに繋ぎ、ブレーカーを上げると「ブゥン」という低音と供に起動しました。
取りあえずは何かを溶接する訳ではなく、ただのフラットバーに溶接棒を当ててみることにします。
溶接棒は1.6φを使用するので、電流は控え気味にしました。
予習はしていたつもりでしたが、母材に溶接棒がくっ付いてなかなか難しいですね。
ブラッシング法やら何やら試しましたがなかなか上手くいかず、電流を上げたら何とかスパークしました。
これはかなり練習が必要ですね。
延長コードの自作
そして、付属の電源コードでは短過ぎて、考えていた作業スペースまで届かないことも判明しました。
延長ケーブルも自作した方が安く上がりそうだったので、ゴムキャブタイヤケーブルとプラグをホームセンターで追加購入して来ました。
ようやくいい感じです。
溶接マストアイテム
最後に、今回購入した溶接周辺グッズでオススメのものを紹介しておきます。
まずは自動遮光面。これは初心者マストアイテムの一つですね。強い光を感知すると自動で遮光してくれるという、対盲目パッシブスキル持ちの兜みたいなものです。
作業中、両手がフリーになるのはかなり大きいかと思います。
そして皮手袋に皮エプロン。溶接中の母材や溶接棒、飛び散るスパッタはかなりの高温です。
耐火炎鎧で対策しておきましょう。
防塵マスクの規格が複雑
あとは粉塵マスク。規格がいっぱいあってどれを選べばいいか迷いますが、純粋に溶接時のみに使用するのであれば「S2」のもので良いでしょう。オイルミストのある環境下ではLだとか何だとかありますが。
個人的にリサーチした限りでは、重松製作所様の取替式防塵マスクがオススメです。フィルターを水洗いできるという辺りからもコスパ最強説を提唱します。
因みに私は有機溶剤を使用することも多いので、防塵フィルターと防毒吸収缶がどちらも取り付けられる「TW01S」を購入しました。
粉塵作業や、有機溶剤作業をマスク無しでやった事も多々ありますが、なかなか耐え難いものがあります。
これは対毒装飾品と言ったところでしょうか。
練習あるのみ
ここまで装備品を揃えておけば、あとはレベルを上げるのみ。
試行錯誤しながら練習していると、溶接棒はあっという間に無くなりますね。
ここもコスパを考え、潔く1Kg単位で購入します。
とりあえず、小物を作るにしても作業台が欲しいところ。
鉄板とアングルでも買って来て練習がてら作業台を作ってみましょう。
ではまた。
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