焼きごての置台を作り、試運転してみた

ものづくり

室内作業では置台が必要

前回の通り、作成した焼印と半田ごてを融合させて焼きごてにしてみたのですが、いざ使用するとなるとそこそこの高温になるので置き場に困ります。作業小屋などで使用する分には材木の切れ端にでも置いておけば良いんでしょうが室内ではちょっと。。
という事で、簡単に置台を作成しました。

完成

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ステンレスは放熱性が高いみたいな事を聞き齧ったのでホームセンターでそれらしいサイズの金具を購入。材木は作業小屋に転がっていた1×4材を使用しました。寸法は適当なフリーハンド設計。
こんな感じのアイストラップという金具を使用しましたが、別に5個で100円くらいの配管押さえ様のサドルバンド的な物でも差支えないですね。

最適温度はどのくらいか

そして、作業台の使用感を測るために試運転も兼ねて最適温度を探ってみる事にします。
このパワーコントローラを買っていたので、とりあえずは出力MAXで電源を入れます。
10分くらい放置の上、温度を計測します。非接触の赤外線温度計を使用してみましたが、計測温度が一定にならなかったため、料理用の接触式温度計を使用することにしました。
作業台の使用感は上々ですね。多少の事が起きてもコテが転がって大惨事になるなんてことは無いでしょう。良い感じの安定感です。
実際に使用した温度計とは異なりますが、こんなやつです。

300度以上から下がらない

計測温度のMAXが300℃なのですが、見事に300℃を振り切ります。まぁMAX出力なので当然ですよね。半田ごては100w出力の強めのものなので。
少しづつ温度を下げてみますが、あまり下がっていない気がするのは気のせいでしょうか。
出力をMINに下げてみる事にします。
。。。待てど暮らせど、300℃を下回りません。
これはマズいんじゃないだろうか。300℃を越えていたらレザー素材に焼印が押せませんね。

パワーコントローラの絞りが甘い

パワーコントローラの裏面の説明書きをよく読むと、電圧の可変範囲は75V~100Vとの事。
これはMINの状態でも75%出力までしか抑えられないという事でしょうか。
これはいよいよマズい。対策を考えなければ。
半波整流回路で電圧を半分にする方法があるそうですね。
知識の乏しい電子工作分野に突入しますが、駄目で元々といった感じで、ちょっと試してみましょう。

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