冬の釣行とセントエルモの火

趣味

ハタハタ釣り予定が

11月末から12月の初旬にかけて、秋田県では鰰(ハタハタ)が接岸します。私も話に聞くだけで釣りに行ったことが無かったので、会社の釣り好きな方たちと一緒に行ってみることにしました。
既婚者組は釣れそうだから今日行こう!等ということはできませんので、予め日時を決めるのですが、残念ながら今年、2017年は鰰の接岸が遅れている様子。決めた日の前日までは釣果が全く聞こえていないということです。しかしせっかく押さえた予定なので、何かしら釣りたいなという事になり根魚狙いに切り替えて、男鹿は椿漁港へ行きました。

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※画像はイメージです。今回、氷上の釣りではありません。

釣り当日の怪奇現象

AM6:30頃に釣場へ着き、天候は悪く、粒雪が強まっていました。準備を済ませ、防波堤の突端へ向かいながら探りを入れていきます。
仲間の一人が、「静電気すごいっすねー、痛てっ!」などと言っています。こんなに水が近い場所で静電気など起こるものかなと思っていたところ、私自身も地面に置いたオキアミのパックを拾おうと手を伸ばしたら、半分ゴムで覆われた作業用グローブと地面の間でスパークが走りました。確かめるようにもう一度地面に触れると、やはりスパークします。ごく短い間隔で何度も放電が起きるので、普段、化学繊維の服を着た時に帯電するようなそれとはレベルが違うようです。
そうこうするうちに、持っていたカーボンロッドのジョイント部分が絶えずスパークして、青白く発光しながらバリバリと音を立て始めます。仲間の一人は非絶縁のブーツを履いていたので足元が光り続けているようです。原因はハッキリと分かりませんが、外灯からの漏電なのか落雷なのか、何れにせよこの場に留まるとヤバい気がして退避します。防波堤から岸に戻ると現象はすぐに治まりました。

セントエルモの火

それはセントエルモの火。昔聞いた超常現象が脳裏をよぎります。悪天候の航行時、船のマストが音を立てて発行するというアレです。今では現象が解明されているようですね。雷雲が近くにあり、雪が降っていたりすると船のマストがコロナ放電を起こすものらしいです。

その後、雪が止んでから防波堤に歩いて行くと全く問題ありませんでした。
仮に雷雲が近かったのであれば危険だったんでしょうね。しかし貴重な体験をさせて頂きました。
因みに肝心の釣果は散々で、3人でフグが2匹、小さいメジナが4匹、カジカが2匹でした。

このような現象が釣りの際にも起きるなんてことは全く知りませんでしたが、調べると冬場では比較的よくある事みたいですね。皆様も冬場の釣行ではお気を付けください。

ではまた。

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