※以下の記載にはポケモンシリーズ全般に関する重大なネタバレや専門用語多めの内容が含まれます。それらを望まない方は引き返して頂ければと存じます。
※私はネット対戦アレルギーだったりするので、ほとんど対戦をしません。色粘りエンジョイ勢とでもいうカテゴリーに属します。
最新作での運用が最終目的のため、性格厳選は行いません。シンクロ要員などは度外視しています。好きな味のミントでも齧っておいてください。
デデンネとは
第6世代のXYで初出の電気鼠シリーズの一種ですね。このシリーズは純粋に愛くるしい見た目なので強さなどは度外視で色違いを集めていきたいところ。
個人的には特にこれといった思い入れも無いのですが、過去に色証モルペコを入手した際に軽く邪魔をされた記憶はあります。
パラボラチャージを自力で修得する珍しいポケモンでもあります。丸い形状の耳がパラボラアンテナになっているんですね。
ライチュウをそのまま小型にしたような、ずんぐりむっくりな初代ピカチュウを彷彿とするようなフォルムが魅力的です。色違いは地面タイプを思わせるようなチョコレートカラーになるみたいですね。これは是非とも狙っていきましょう。
※初代ピカチュウ、ライチュウの図
デデンネの色違い厳選方法
比較的新しいポケモンにつき、粘り方は限られてきます。
・6世代(XY)フレンドサファリ粘り
光るお守りの有無を問わず、1/512という高確率の自然遭遇粘りが可能なスポットです。ただ、そもそもデデンネを出せる状態にするまでフレンドコードを漁ったりという作業が必要になり、個人的には却下案。狙いたいポケモンがピンポイントで出現するような状況下ではこれもありですが。私はやったことが無いので何とも。
・7世代(USUM)仲間呼び連鎖
言わずと知れた高確率粘り。今回はこれで狙っていきますね。ただ、後述しますがデデンネも厄介な問題点が多数あるので、完全A連打粘りとする場合はそれなりの事前準備を要します。
・8世代(剣盾)ダイマックスアドベンチャー粘り
デデンネも出現するために可能ではありますが、ピンポイントで狙うのに適した方法ではありませんね。
・8世代(剣盾)自然遭遇粘り
デデンネを色証で欲しい場合はこちらの一択となっております。
先ほども軽く触れましたが、ヨロイ島のチャレンジビーチ近郊の草むらにて出現しますが、電気タイプが「モルペコ」「デデンネ」「コイル」と競合しておりどれも小さいので見分けが付きにくいです。粘るには相応の覚悟が求められるでしょう。
USUMの仲間呼び連鎖と問題点
さて、USUMのホテリ山の草むらで出現するデデンネですが、レベル帯は29~32となります。
出現率自体は10%なので、まずは出会うところからですね。仲間呼びの仕様上、出現率10%の「トゲデマル」を標的にして仲間呼びでデデンネを呼び出しても構いません。
第1の問題点はデデンネがレベル30で修得する「ねむる」ですね。
仲間呼び連鎖をするにあたっては「みねうち」でHPを1まで削って仲間呼び発生率を上げます。それが眠る度に回復をされ、眠っているターンも無駄が発生します。これを避けるためにデデンネは仲間呼びを発生させ、レベル29のものをターゲットとします。
第2の問題点は電気タイプの多様な妨害技ですね。
電磁波、ほっぺすりすりを撃ってくるため、無対策では確実に麻痺を貰います。また、調整後のレベル29では「ねむる」の代わりにパラボラチャージを使用するため、こちらも回復されてしまい面倒なことになります。これは対策要員を別に用意する必要があります。
第3の問題点としては、仲間呼びにて低確率で呼び出されるトゲデマルの存在です。
海外の解析(GitHub様)によるとデデンネが仲間呼びをする際、デデンネの割合が80%、トゲデマルの割合が20%になります。因みにその逆もまたしかりなので先にトゲデマルの出現でもokなんですね。
そんなトゲデマルですが、特筆すべき技は「放電」これでターゲットのデデンネが倒されてしまうのは避けたい。
また、特性も厄介ぞろいです。まずは「避雷針」電気技を引き寄せてノーダメージな上に特攻も上げてくる奴。そして「鉄の棘」物理攻撃を当てると自身の1/8HPが削られます。最後に夢特性の「頑丈」一撃で仕留められないのでロスが発生したり、デデンネのパラボラチャージで養分になったります。これは大変だ。
対策方法
レベル調整問題はヨシとして、電気タイプ技を防ぎたい。いつものメンバーに加えて別途用意が必要ですね。
まずはカクレオン。特性の「変色」を技の「スキルスワップ」で押し付けます。
そして弱めの地面技を放てる適当なポケモン。私はボックスで眠っていたドロバンコの「泥掛け」にしました。相手は全て電気技なので地面ポケモンであればノーダメージです。低レベルで問題ありません。
あとは「ミラータイプ」「なりきり」を両立できる特攻の高い奴ですね。ミュウがいればそれに越したことは無いのですが、マボロシはちょっと入手難度が高すぎますね。私も以前にザロクバグで入手したものをバンクに通したことはありましたが、既に剣盾環境に送ってしまったので手持ちはありません。ここはゲンガー(ミラータイプはタマゴ技)でいきましょう。カクレオンやドーブルでも行けない事は無いかも知れませんのでお好みでどうぞ。
スキルスワップで「変色」を付与した後、地面技を当てて相手を「地面タイプ」に変えます。そのまま他の技を当てると再度タイプが変わるので、この時点でオーロットからスキルスワップで「収穫」を付与、トリックでヒメリの実も持たせておきましょう。
みねうちを当ててパンプジンの「ハロウィン」でゴーストタイプも付与。
ゲンガーを出し、「ミラータイプ」を放つと自身も地面タイプになるので、この時点で大体の問題は解消します。あとはゲンガーにもヒメリの実を持たせているので「なりきり」を出すと自身の特性も「収穫」に変わり無尽蔵PPになりますね。
相手のデデンネも地面タイプなので、呼び出されたトゲデマルの放電も効かないです。ただ、この状態でゲンガーが10万ボルトで攻撃していると、トゲデマルの「避雷針」にブロックされますね。私は手持ちの技マシンで覚えさせた「輪唱」を使用しました。こちらのレベルが低いと一撃で葬れないことがあります。その場合、生き延びた奴がパラボラチャージで養分になる可能性が出てくるので確実に仕留めましょう。具体的には確実に倒せる威力になるまでスペシャルアップを使用しましょう。
ミラータイプゲンガーの用意
ゲンガーは通常、ミラータイプを覚えないのでタマゴ技を遺伝で持って来ないといけません。これがちょっと大変ですね。
ドククラゲ⇒オムナイト⇒マッギョ⇒ゴースの順番に遺伝で受け継いでいきます。
遺伝の仕様は説明を割愛します。
色粘り開始
とりあえず手筈の通りに開始します。
デデンネ31レベルと遭遇。レベル29が出るまで粘り、乗り換えます。
上記手順を実施していくのですが、一度目は対策を練り切れていなくハロウィンでのゴーストタイプ付与を省いてしまっていました。
結果、輪唱を放つとターゲットのデデンネにヒットするため、10万ボルトしか打てません。そうすると結構な割合(恐らく8.5%ほど)で避雷針トゲデマルが呼び出され、その都度A連打粘りがストップします。これが結構なストレスだったんですが、用意し直すのも面倒だったのでそのまま続行します。
試行回数は安定の分母越え。約500回目を過ぎた頃に色違いが現れます。
トゲデマルの方がな!
うすうすそんな気はしていたんですよね。確率20%て結構デカいんですよね。まぁ引くのも止む無し。むしろ次はトゲデマル狙いのつもりだったから大丈夫だよ。
トゲデマルの色違いはちょっと分かり辛いですね。背面のグレー部分の色味がライト寄りになった感じ。現れた瞬間に気付きましたが油断してたら見落とすかもしれない。
気を取り直し、パンプジンも引き連れてきます。みねうち前にハロウィン当てるとみねうち当たらなくなったりするので気を付けましょうね。
今度は完全に快適A連打粘りがエンジョイ出来ました。ただ、快適過ぎると眠くなってくるんですよね。今度もなかなか出ません。2連続トゲデマルは避けたいですが可能性は捨てきれませんね。
再開後の試行回数も500回ちょっと前ころに色違いが現れました。
ちょっと長かったですね。
しかし良い色。頬袋のピンクが白でキュートです。なけなしのスピードボールで捕獲しました。
トゲデマル、エモンガの色違い粘りについて
電気げっ歯類仲間として彼らの事にも触れておきます。
トゲデマルは既に前述の通り、全く同じ構成でA連打粘りが可能です。
エモンガについては、ポニの広野で高い木から20%の確率で出現します。ほぼ同じ構成で粘り可能ですが、飛行タイプのために通常は地面属性技がヒットせず、変色で地面タイプに変更できません。
「重力」などで地面に落とす必要があります。
「泥掛け」「重力」をどちらも習得するポケモンはそれなりに多いですが、泥掛けをレベル技で覚える者としてはゴルーグなどが使いやすいですね。
デデンネもトゲデマル、エモンガも全て攻撃技は電気タイプのみの構成につき、こちらが地面タイプになれば回復手段などは講じる必要も無く、快適な感じですね。
皆様も良き色粘りライフを。
ではまた。
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