娘のおもちゃの隠しカードを自作してみた

ものづくり

解析結果を受けて

「アンパンマン 夢中知育 おしゃべりことばカード」というおもちゃについての続編です。
このおもちゃに隠し要素が見つかり、解析した結果、カードを自作する必要が生じました。
おもちゃ自体の紹介や、隠し要素の解析結果についてはそれぞれ過去の記事をご覧ください。

やっと隠しカードが完成しました。単純作業の量が多くなかなか大変でしたね。順を追って紹介していきたいと思います。

本体読取機構

まずは、本体のバーコード読み取り機能について見ていきます。DSC_2569.JPG
本体のカード挿入口をのぞき込むと、うっすら発光素子&受光素子みたいなもの入っていそうな穴が見えます。
DSC_2567.JPG
写真では分かり辛いですが、本体の背面側に2つ付いています。これでカード背面側のバーコードに赤外線なりを照射し、反射光の有無でカードの種類を特定しているのだろうと思われます。

カード作成開始

では早速、カードの作製に取り掛かります。
DSC_2570.JPG
材料は、使い古した白色のクリアポケットファイルの表紙を使います。

DSC_2571.JPG
表紙を切り取り、既存のカードで型を取ります。ここでは水性ペンを使いましょう。始めから備わる3面の直線部分は積極的に利用しましょう。

DSC_2572.JPG
これを切り抜きます。必要数は隠し要素分の6枚ですね。

DSC_2575.JPG
これに油性ペンで枠を書いていきます。後で塗りつぶす部分が分かるように印を入れておきましょう。

DSC_2579.JPG
、これを黒く塗りつぶせば概ね完成!

完成のはずが、トライ&エラー

、、のはずだったのですが、カードが全く反応しません。因みに油性ペンは「マッキー」を使用。
、、、原因を考えながら、実験の際には反応した水性ペンで塗りつぶした面を見比べると、
「マッキー」側は黒光りしており、「水性ペン」側はマットな質感。
原因は冒頭で申し上げた反射光でしょうか。黒は黒でも反射光を極力排除した「つや消し黒(マットブラック)」でなければ駄目なのでしょう。

そう確信したのでホームセンターに走り、車用の補修塗料を買ってきました。

こんなやつです。
キャップがそのまま小さい刷毛になっており、細かい部分もラクラク塗れます。
そして今度は問題なく反応しました。無事に完成を迎えられそうです。

それらしい絵を描く

最後の仕上げは可愛らしい絵を描くことですよね。これがまぁ苦手なので、いよいよ最大の難関に突入します。
字は汚いですし、絵の基本となる綺麗な丸が描けない。致命的ですね。
DSC_2578.JPG
「きらきら星」「誕生日」「バイオリン」の辺りまでは真面目に描いていたのですが、
「鍵」の辺りから次第に雲行きが怪しくなり、迷走状態に陥ります。「カエル」の鳥獣戯画や「カメラ」の映画泥棒は完全に悪ノリですね。今となっては反省しています。
娘が元ネタを知るのは何年先になることやら。。

とりあえずカードも完成し、片面を書き終えたので満足しました。裏側は妻に描いてもらおうと思っています。
ではまた。

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