電子工作を始めた際、出鼻を挫かれたはんだ用ブローケース。こいつを自作していきたいと思います。
自作するモデリングソフトについて
初めての3Dモデリングは電子工作を絡めた筐体設計かなーと思っていたんですが、はんだケースを作ることになるとは。何が起きるかわかりませんね。 単純な構造のようでいて、ねじ式のキャップも実装しなければならないので初心者の習作にはぴったりなアイテムという感じ。過去に何度か触ったことのある3Dモデリングソフト、SketchUpには荷が重い可能性がありますね。※ぶっちゃけ可能だとは思うんですが私の技量が追いつきませんでした。
良い機会なので触ったことのない無料のパレメトリックCAD、FreeCADを使用してみることにします。理由はねじ部分の作成&調整が容易な気がするから。
作業工程は比較的単純で以下の流れなんですが、謎のエラーやら操作方法の戸惑いもあって2~3時間くらい掛かった気がします。。確かにFreeCADにてねじ部分の作成は容易でしたが、直観的操作の容易さはSketchUpに軍配が上がりそう。
制作開始
【本体作成】
・スケッチで外径サイズの丸を書く
・押し出しで円柱にする
・内径サイズの丸を書く
・ポケットで空洞を作り縦長の器状にする
・キャップの受け部分をZ軸に書く
・回転動作で受け部分を作成
・Z軸にねじ部分を書く
・らせん状に回転しねじ部分を作成
FreeCADでの作成画面
【ふた作成】
・本体外径より広めの内径に設定し円柱とポケットで器状にする
・内径部分のZ軸らせん回転でねじ部分を作成
・ふたの中央にはんだを通す穴を開ける
※実際は最終工程を忘れて印刷した後に気づきました。…穴がない!
はんだごてでジュっと穴開けましたけどね。
印刷した結果
中身が透けて見えればと思ってクリアカラーのPETGにて出力。
出力時間:1h45m
フィラメント使用量:8.58g
使用プリンター:Bambu Lab P1S
積層痕も相まって意外と透明じゃないんですね。まぁこんなもんですよね。本家の製品にばっちり寄せるつもりも無く、ケース先端からはんだが出せれば良いのですから。
何より自分で設計したねじ部分がしっかり機能していて、それにちょっとテンションが上がりました。本体とふたのサイズ的なクリアランスだったり、雌ねじと雄ねじの厚みだったりとか、イメージが現実と嚙み合った瞬間を見た気がして感動を覚えます。
会社の人に話したら売ってるなら買えばいいじゃないと言われました。まぁごもっとも。こればかりは価値観ですがモノが欲しいというよりはスキルの習得が主目的なのでね。
試しにデータも販売してみます
大したデータじゃないのは百も承知なのですが、お金を出してまでこの類のデータを買ってくれる人が居るのかどうか。試験運用ですね。
自分が探した感じだとネット上でフリー公開している同様のデータは無さそうでした。ホームセンターで買ったら100円のアイテムの印刷用データが100円。これは怪しい。最低設定金額が100円なので割引もできません。 3Dプリンターを持っていて電子工作を嗜むようなマニアックな方は3Dモデリングもきっと出来るはずなんですよ。そんな中、モデリングはしないという方が居ましたら是非。複数ケースが必要な方ならお得ですよ。はんだ毎に色分けしてケースを揃えるのもいいでしょう。
まず起こらないと思いますが印刷物の販売は禁止です。データの二次配布も禁止します。購入ページにごちゃごちゃ書くのもアレですから利用規約でも作りましょうか。⇒作りました!
太洋電機産業株式会社様、意匠権・特許権・その他知的財産権に触れるなど何らかのご意見がありましたらコメント欄などで連絡ください。
巻かれたはんだの現物サイズを測って内径や高さを定め、穴あきのキャップを備えたまでです。現行品ブローケースのように使い勝手の良い、鉛筆状に尖った先端は模倣しておりません。御社製品の販促活動もばっちり行っておりますのでどうぞよしなに。
そして3DCADソフト側が商用利用可能か否かについても確認しておく必要がありそう。今回使用したFreeCADはOKだそうですが、普段使用しているSketchUpフリー版は不可だそうな。DesignSpark Mechanicalに乗り換えようかな。
販売データに関する詳細
というところで販売データの詳細です。
・円柱型はんだケースセット(本体&ふた)の3Dモデルデータのみ
データ形式:STL
有料コンテンツに関する利用規約
1件でも売れるかどうかで制作意欲が完全に変わってきますので何卒よろしく。
ではまた。


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