※以下の記載にはポケモンソード&シールド、Let’s Go! ピカチュウ&イーブイに関する重大なネタバレや専門用語多めの内容が含まれます。それらを望まない方は引き返して頂ければと存じます。
※私はネット対戦アレルギーだったりするので、ほとんど対戦をしません。よって対戦関係の確率(まひるみ率など)はここでは考察していません。色違い発生率やらV6発生率を考えます。
色違いポケモンが欲しい
色違いポケモンをゲットすべく「ひかるおまもり」を入手したので、さっそく色違いミミッキュをゲットしようと思い、どうせ色違いを入手するならば性格も個体値も理想値に近い方が良いよね!と思い至り、過去作から乱数産6Vメタモンを引っ張り出して来ました。
個人的なポリシーとして、本体時間を変更する「時渡り」をしない、「改造」は行わないと誓っているのですが、「乱数調整」はギリギリ許容しちゃう感じ。そうでもしないとV6メタモンなんて手に入らないしね。チートは駄目だが裏技はOKみたいな雰囲気でしょうか。乱数調整のために実際は一時的に時間変更も必要になりますが、その辺はご容赦ください。
チートしちゃうと一気にゲームを楽しめる寿命が短くなるんですよね。仮に最強になったとしても何の達成感もない。言ってしまえば色違いだって、色違い判定がオンになっているかオフになっているかの違いでしかないですからね。色違いは自ら苦労して、やっとの思いで手に入れるからこそ価値が光るものでしょう。
ただ、何の対策も講じないと確率が低すぎて時間の無駄を感じてしまうものです。
そこで合法的なあらゆる手段を尽くして確率を底上げし、1/512程度の比較的現実的な数値で粘る訳ですね。
色違いポケモンの出現率(剣盾)
ポケモンソード、シールドで何の対策も講じない場合の色違いポケモン出現率は1/4096となります。かなりの低確率なので通常のプレイ中に色違いに出くわすことはほぼ無いのではないかと思います。
私も過去に比較的多くのタイトルをプレイしていますが、通常時に出合ったのは1回のみですね。確かダイヤモンドだったと思います。「オニスズメ」的な特に思い入れもないポケモンだったので、今となってはどこかに埋もれて見つからない感じですが。
「ひかるおまもり」を入手後は確率がそこそこ上がります。よく3倍と表現されますが、1/4096の抽選数が+2となり、3/4096になるのが正しい表現らしいですね。これは概ね1/1365です。
そして国際孵化の場合、抽選数は+5となるそうなんです。「ひかるおまもり」なしの場合では、6/4096です。これは概ね1/683。
国際孵化、かつ「ひかるおまもり」ありの場合、抽選数は+7で8/4096=1/512になります。
ここまで来るとようやく現実的な数字に見えてきますね。さぁ国際孵化を始めましょうか。
色違い出現率と6V出現率はどちらが高いのか
過去作から持ってきた日本産6Vメタモン(あかいいと)と、GTSでサクッと手に入れた英語圏の4Vミミッキュ(性格ようき、かわらずのいし)を預けまして、ガンガン孵化して行きますよ。
1/512の確率なので、そうそう簡単に色違いは現れません。4ボックス(120匹)ほど孵化をしてみたところで6Vミミッキュが現れました。
想定していなかったので少々驚いたのですが、6V出現率ってこんなに高いものでしょうか。
色違い孵化そっちのけで検証してみましょう。
親に「あかいいと」を持たせた場合、両親の個体値の12値から5値を受け継ぎます。
両親とも6Vの場合、子の個体値は5Vまで確定するため、受け継がなかった残りの1値のみランダムになりますね。個体値は0~31までの値となるので、この場合、6Vポケモンが生まれる確率は1/32になります。
両親とも6Vで素早さが受け継がれない場合の例 | ||||
略称 | 項目 | 父親 | 母親 | 子 |
H | HP | V | V | V |
A | 攻撃 | V | V | V |
B | 防御 | V | V | V |
C | 特攻 | V | V | V |
D | 特防 | V | V | V |
S | 素早さ | V | V | 0~31 |
親が6Vと5Vだった場合、受け継がなかった値が両親ともVなのか、片親のみVなのかの分岐が生じます。5/6の確率で両親ともVの値が受け継がれない事となり、片親のみVの値では1/2の確率でVではない値が受け継がれます。
また1/6の確率で片親のみVの値が受け継がれない事となるので、この場合は残値は全てVなので安泰ですね。
それらの値を足し、(5/6×1/2)+1/6=7/12
親から受け継がれない値がVとなる確率1/32を乗じると、7/12×1/32=7/384となります。概ね1/55ですね。
親が6Vと4Vだった場合、これが今回、私がやったやつですね。上記の通り、似た感じで分岐します。4/6の確率で両親ともVの値が受け継がれない事となり、片親のみVの値が2値存在するので、そのどちらもVとなる確率は1/4ですね。
また2/6の確率で片親のみVの値が受け継がれない事となるので、片親のみVの値が1値となり、それがVとなる確率は1/2ですね。
これらより、((4/6×1/4)+(2/6×1/2))×1/32=1/96ですね。
6Vメタモンさえいれば6Vポケモンの入手難易度はグッと下がることが分かりました。
マックスレイドバトルの星5つのポケモンは4V確定だったりしますから、それと6Vメタモンで1%以上の確率で6Vポケモンが手に入りますね。
因みに親が6Vと3Vだった場合、3/512≒1/171の確率で6Vとなります。色違い確率に比べたら簡単なもんですね。
番外編、少なくとも1回当たる確率
1/512の確率で色粘りする場合など、何回挑んだ場合で「少なくとも1回当たる確率」が気になりますよね。512回、孵化させたからといって必ず出る訳じゃないですからね。
500回の場合は約62%。1000回の場合は約85%です。この辺りが確率の恐ろしいところで、約12人に1人は1000回孵化しても色違いに当たらないんですね。逆を言えば、12人に1人は80回ほどで色違いを引いてしまうんです。
この辺の確率は意識しながら色粘りしましょう。1000回孵化しても出ない時は出ないですが、疑心暗鬼にならずにのんびり粘ればそのうち出ますので。
ミミッキュ色粘りを諦めた理由
そんな私はポケモンソードでミミッキュ国際孵化色粘りを諦めてしまいます。
何故かというと、過去に買ったポケモンムーンのキャンペーンで色違いミミッキュを既に貰っていたことが判明!私よなぜ忘れていた!
孵化粘りはまた別の機会に挑みます。色比較画像を載せておきますね。(通常色が6Vのやつ)
色違いミミッキュは好きすぎて、過去にはリアル世界のポケモンセンターに赴いて限定品の色ミミッキュぬいぐるみまで購入しています。
ダイマックスアドベンチャーの色違い発生率
気を取り直しましょう。エキスパンションパス、冠の雪原ではマックスダイ巣穴でダイマックスアドベンチャーをプレイできますね。ポケモンをレンタルしつつ最奥の伝説ポケモン入手を目指すアレです。ここでは普段よりかなりの高確率で色違いが発生するとの噂です。
出自の不明確な情報ですが、通常時1/300、ひかるおまもり有りで1/100ほどの出現率だそうですね。
これはやるっきゃないな。
以下仕様説明
・1週当たり完全攻略すると、伝説含め4匹のポケモンを捕まえた状態になる。そのうち1匹のみ持ち帰ることができる。25週で100匹厳選。75週で300匹。
・色違い判定はアドベンチャー終了後。なので、1匹だけもらうポケモンを選択する画面でしか確認できない。
・1匹しか持って帰れないので、仮に2匹以上色違いがいても泣かない。
・攻略難度の高い伝説(ジガルデなど)を倒した際に雑魚ポケの色違いが出た場合、そこは色違いを優先すべし。
実際に私も3回ほどの挑戦で、あっさり「エンテイ」の色違いを入手しました。これは狙った訳でもなく、僥倖でしかないです。祝!初の準伝説色違い。エンテイは渋いカラーでカッコ良いですね。
あとは20回ほどの挑戦で「オーロンゲ」を入手。こいつはガラッと反転色で目立ちます。キョダイマックス色違いも良いカラーしてますね。
うちの妻も、「ひかるおまもり」無しですが、15回ほどの挑戦で「ナマズン」を入手。黄色い部分がちょっとオレンジ掛かる程度の変化ですが、さり気なくて素敵。
その後はモスノウも光りましたね。一瞬どこが違うのか分からなかったんですが、目が緑に。翅もわずかに緑掛かっていますね。
こんな感じで比較的ガシガシ出ます。狙ったポケモンの色違いに遭遇できる確率は高くないですが、とりあえず色違いなら何でも良いという場合はおススメです!※ひかるおまもりは激しく推奨。
伝説粘りの効率はどうなんでしょうね。1週当たりの時間が結構長いし、単独プレイではパケ伝系を倒せない事も多いので、過去作のUSUM辺りでひかおま固定リセットしたほうが早い気もします。この辺はお好みですね。伝説粘りつつ、有象無象の色違いも欲しい場合はこちらでどうぞ。
ポケットモンスター Let’s Go! イーブイを購入
そして、娘にねだられ「ポケットモンスター Let’s Go! イーブイ」を購入しました。
野生ポケとの戦闘が無く、ポケモンGOを意識した作品との事。賛否が極端に分かれている様子なので不安だったのですが、これもまた良い作品ですね!
娘は直ぐに飽きてソードをやり続けていますが、子供そっちのけで親がガチハマりするという。
そして、特筆すべきは色粘り性能がかなり高いことですね。
初代ベースのリメイク作なので、150種集めれば「ひかるおまもり」が簡単に入手できます。裏を返せば150種しか色違いを望めないのが欠点ですがね。
イーブイ側プレイ率が低い為か、後半に出現する「ドガース」を大量に入手しGTSに預ければ、伝説以外はほぼ何でも手に入る感じでした。
本作では、同じポケモンを連続ゲットする事で色違いの発生率が急上昇します。31連鎖以上して止めておき、コロンを振りまき、ひかるおまもりの相乗効果で15/4096≒1/273という驚異の数値(諸説あり)に。
確率は仮にもうちょい低かったとしても十分粘れます。
何といっても、シンボルエンカウント式で、シンボルにキラキラエフェクトまでついて色違いであることをお知らせしてくれるので、リザードンなどで上空を飛び、下界を眺めるだけという超絶簡単な色粘りが可能です。
連鎖ポケモンの他、地域ごとに出現するレアポケモンというものも存在し、連鎖継続中はほとんど画面に1匹は出てくるという出現率なので、これらの色違いも望めます。
ここでは実際に、「コイキング」「ラプラス」の色違いを入手しています。
この辺の細かい注意点やら何やらは、そのうち別記事でまとめるかも知れません。
ではまた。
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