本日は令和2年度、1級建築施工管理技術検定、実地試験日でした。受験された皆様は大変お疲れさまでした!
私も新幹線が運休だったため、高速バスで帰って来たところです。疲れた。このまま寝てしまいたいところですが、頑張って解答速報を探しましょう。
しかし、結論から申し上げると解答速報などはまださっぱり出ていませんね。
2/22追記 総合資格学院様では総評が公開されました。
日本建設情報センター様でも総評が公開されたと供に、約2週間後に模範解答例も公開予定らしいですよ!
関西建設学院【ひげごろー】先生がyoutubeにて解答速報を公開されています!
ひげごろー先生、ありがとうございます。
総合資格学院様、日建学院様では本試験の回答を送付すると添削してランク判定を行ってくれるサービスは行っている様子です。どうしても気になる方は送ってみましょう。個人的には一喜一憂するつもりもないのでここはスルーしますね。
今回は会場入りする際、上記2社のスタッフさんが相当人数入り口前で張り込んでいらして、避けようもないレベルの布陣だったので大人しくパンフレットを受け取ってアンケートも受けましたよ。日建学院さんが後ほど参考解答例を無料で送付してくれることになりました。
そういえば試験の直前、昨日の夜ですね。これまでずっと0.5mmのシャープペンシル、クルトガを愛用していたのですが、2級建築施工管理技士試験の事を思い返していたんです。
回答欄がやたら小さくて困ったことに思い至り、急遽、0.3mmのシャープペンシル、クルトガアドバンスを買ってみたんです。今までより更に一回り小さい文字を書けるようになって非常に満足でした。
しかし、連日文字を書き殴り続けたせいか、慣れないシャープペンシルのせいなのか、試験後半は指が痛くて大変でした。
令和2年度、実地試験内容
今回の試験も何やら捻りの効いた出題はありましたね。順に見ていきましょう。
試験問題は恐らく明日、試験実施団体のホームページで公表されると聞いた気がします。
問題1 経験記述
施工の合理化が来ましたね!平成30年度の臨時試験は無視されたという事なんでしょう。
ただ、回答の書き方がいつもとちょっと違う感じです。今までは、
①工種又は部位等
②施工の合理化が必要となった原因と実施した内容
③実施する際に確保しようとした品質と留意事項
④実施したことにより施工の合理化ができたと考えられる理由
こんな感じだったんですね。③と④が入れ替わったりもしていましたが大きくは動かなかったんです。しかし今回は、
①工種又は部位等
②実施した内容と品質確保のための留意事項
③実施した内容が施工の合理化となる理由
④ ③の施工の合理化以外に得られた副次的効果
なんかちょっと違う!その場で文章を練り直して記述する必要がありましたね。
問題1ー2は、施工の合理化で、品質を確保しながらコスト削減を行った事例を書かせる感じでした。これもちょっと捻ってきましたね。
問題2 安全管理
外部枠組足場、コンクリートポンプ車、建設用リフトが出題されました。ここは何となく予測できた通りですね。中らずといえども遠からずな回答はできた気がします。
問題3 躯体工事、語句訂正問題
語句訂正ではあったのですが、近年の過去問から出題されたのでは、地下水処理、コンクリートの斜めシュートの2問だけだった気がします。知らないものは完全にお手上げでした。
問題4 仕上工事、記述式問題
有機系接着剤タイル張り、金属折板屋根、ロックウール化粧吸音板、吹付ウレタンフォームの出題でした。どれもこれもどこかで見たような気がするのですが、曖昧な知識ではしっかりとした記述が難しいんですよね。
問題5 ネットワーク工程表
捻りの効いたネットワーク工程表の出現でした。示された工程表の通り、設問をよく読まずに解き進めると引っかかる恐れのある嫌らしい出題。「各作業内容共、A工区の作業が完了してからB工区の作業を行うものとする」という記述がキーになりそうですね。
工程表の所定の位置にダミーを引いた上で考える必要があると思われます。
また、「1日当たりの作業人数」が示され、「総所要日数を変えずに、作業員の人数をできるだけ少なくする場合」という出題もありました。初出と思われる出題でしたね。
個人的に警戒していた暦日の引掛け問題などは無かった模様です。
問題6 法規
これは条文丸暗記していないと解けないんじゃないかと思われる出題が多く見られましたね。知らんものは知らんのです。
できる範囲で自己採点
問題1 経験記述(仮予想配点、32点)
これは自己採点のしようもないのですが、最もリソースを割いて対策していただけあって、自分の中では会心の出来ではありました。ただ採点担当者がどのように減点してくるかは未知数なので60%の得点で仮定しましょう。
仮得点、20点
問題2 安全管理(仮予想配点、12点)
どれも見た事がありそうでいて、実際には解いたことが無かったんですね。よく探すと外部枠組足場、建設用リフトは平成20年の出題があるじゃないですか!そこまで遡って解いてはいなかった。
半分くらい得点できていれば良い方だと思われます。
仮得点、6点
問題3 躯体工事、語句訂正問題(仮予想配点、16点)
調べてみましたが、しっかり目にテキストを読んでも答えの分からないものまでありますよ。
1,①10
2,③ディープウェル
3,②100
4,①25
5,②根がらみ
6,③30
7,③内側
8,③ブローホール
ごめんなさい、7問目の高力ボルトは分かりません。お手上げです。解答の情報をお寄せいただきました。③内側ですか。私は「②赤さび」などという珍回答でしたよ。
個人的には半分正解ですね。
仮得点、8点
問題4 仕上工事、記述式問題(仮予想配点、16点)
タイル接着剤張り、ロックウール吸音材は良い感じに書けた気がするのですが、折板屋根とウレタンフォームはふわっとした記述が目立ちます。6割くらいですかね。
仮得点、10点
問題5 ネットワーク工程表(仮予想配点、12点)
これもちょっと解答が出揃うまで完全解答は不明です。参考までに自分の回答を記載します。調べた限りの予想解答は以下の通りです。
1、B4の作業内容 ビニルクロス張り
2、B2のフリーフロート 2日
3、総所要日数 24日
工事完了日 3月15日
4、B2の最低人数 3人
B4の最低人数 2人
私は1問目に「ビニルクロス仕上げ」と書きまして、これは間違いですね。作業内容を聞かれているので、「ビニルクロス張り」になるのでしょう。その他は正解だと思いたい。
仮得点、10点
問題6 法規(仮予想配点、12点)
これは法令なので、解答を調べてきました。
①20
②特約
③点検
④沈下
⑤危険
⑥教育
うむ。私は半分正解でした。
仮得点、6点
以上、合計仮得点は、、、ジャスト60点!!マジか!
こりゃあ、合格発表日までは震えて眠る事になりそうです。その前に模範解答例が各社から発表されてきましたら再度自己採点してみましょう。
ひげごろー先生の解説動画を拝見した限り、ネットワーク工程表の計算は大丈夫そうですね。
あとは経験記述の採点状況がどうなるのか。これに尽きる感じですね。
賽を投げるところまでは出来た様子です。あとは合格発表まで待ちましょう。
久々に吐きそうなくらい緊張した試験でした。とりあえず、終わってホッとしています。
次に受験する資格が決まりました
舌の根の乾かぬ内にというところですが、次は日商簿記検定を受験する事に決定しました。
何気に日商簿記は1つも取得していないんですね。商業高校出身のくせに。
そんなコンプレックスを穴埋めするような目的も忍ばせつつ受験して来ます。
ーーなぜ今になって日商簿記なのか。
ええ、2020年12月から日商簿記の2級・3級がCBT受験可能になったからと聞いたからですよね。これはもう即受験するしかない。今でしょ。
申し込んだら3日後には受験できるし、合否判定は試験後即時判定ときたもんだ。
3級を2月中に、2級を3月中に合格目標と設定しましょう。しかし現実はそんなに甘くもないでしょう。
勢いで1級まで目指すかどうかは別として、意気込みはそんな感じでユルめに行きましょう。
ではまた。
コメント
問題3の7③内側
>博さん
貴重な情報をお寄せいただき、ありがとうございました。
全く分からなかったので助かります!