家庭用レーザー脱毛器で髭脱毛に挑戦

趣味

また突拍子も無いことを始めておりました。
始めにお伝えしておきますが、脱毛部分のビフォーアフター的な写真などは掲載するつもりは一切ありません。
私も顔バレは望みませんし、皆様にしても30過ぎたオッサンの髭面やムダ毛などは拝みたくもないでしょう。
文章のみでご紹介していきますので、その点、安心してご覧ください。

なぜ今、脱毛なのか

髭を剃るのに疲れました。これに尽きますね。
そこまで濃い方でもないとは思うのですが、毎朝電気シェーバーを使用して鏡に向き合う事5分くらい。5分と言えど、365日、毎日奪われる時間なんですよね。残りの人生60年とすると1,825時間、髭剃りに費やすことになる。そんな暗鬱な気持ちで毎朝髭を剃っているんですね。
仮に今後の人生で髭脱毛をするのならば、早い方が良いに決まっている。その後の人生はバラ色に違いない。
そう思って今、脱毛をする決意をしましたよね。
同じような思考の末、20歳頃に視力回復のため、レーシック手術を受けて、はや十数年が経過しました。光陰矢の如し。そして思考回路が成長していないな。私。

方法はどうする

個人的に、脱毛サロンに通うなんて事は有り得ません。筋トレをするためにジムに行くのですら億劫なのでランニングマシンとパワーラックを家に備え付けたくらいですからね。極度の出不精なんです。
そうすると方法は家庭用脱毛器に絞られます。
機械本体の値段もかなりなものです。半端なものを買って効きませんでした、というのが一番やってはいけない奴。それなりに下調べを行いました。
様々なメーカーが凌ぎを削る業界らしいですが、最終的には以下の2台に絞り込まれました。

エムロック KE-NON(ケノン)


光脱毛で有名な商品で、痛くない・広範囲照射可能というのが最大の特徴。
痛くないという事は出力が弱いんじゃなかろうか。徐々に毛が薄くなるという使い方らしいですが、個人的には出来るならばガッチリ永久脱毛としたいところ。ちょっと保留。

トリア パーソナルレーザー脱毛器4x


国内販売商品では唯一のレーザー脱毛器。サロンでも使用されているダイオードレーザー技術を採用しているそうで、高出力なだけあって痛みは相当のものらしい。
痛いという事は効くのだろう。むしろこれ以上の出力は家庭用では望めまい。これでダメならば諦めもつくなということで、これを購入しましたとさ。以下「トリア4x」と表現させて頂きます。

商品到着と試し打ち

さっそく到着しまして、とりあえず痛みがどの程度なのかを試し打ちしようじゃありませんか。
※この辺から表現に生々しさを帯びてまいります。不快に思われる方はお引き取りください。
以下、痛みの表現は個人的な感想となります。実際の感じ方は人それぞれですね。
また、効果に関する記載も全て個人の感想です。効果を保証するものではございませんので。

使用部位は「足の親指」「太もも」「髭」この3段階で行ってみましょう。
トリア4xは出力が1~5までの段階を選べます。形状は近未来型の銃の様でもありますが、引き金は無く、自動照準となっております。使用部位に押し当てると照射可能かの自己判断を行い、勝手にファイアします。最初はちょっと心臓に悪いですね。
使用感としては、部位に押し当てた際に照準を合わせる様な「ピッ」という音が鳴り、ワンテンポ遅れて「プッ」という音と供に照射される感じです。慣れればタイミングは掴めます。

・足の親指
親指の付け根に生えている10本くらいの毛がターゲットになります。下準備としてこの毛を剃刀で落とします。べつにここをツルツルにするのが目的ではないのですが、濃いめの毛が少量生えているので、手頃な実験的部位。

レベル1 : 特に痛みも無く、照射されたかどうかも分からないレベル。
レベル2 : 何かが触れたくらいの感覚はあり
レベル3 : 刺激が感じられる。ちょっと痛いのかな。
レベル4 : 普通に痛い感じ。注射くらい。
レベル5 : 痛てぇ。そして熱い。熱した針を刺されたような感じ。

体感レベルはこんな感じでしたね。全体を照射しても2~3回なので、まぁ耐えられる。
高出力レーザーなのだろうなというのが肌で感じられるくらい、毛の一本一本に結構な熱量が加えられているのが分かりますね。※個人の感想です。
次、行ってみましょう。

・太もも
すね毛廻りも、そんなに濃い方ではないですし、ここもツルツルにするつもりはないのですが、濃いめのムダ毛がそれなりに密集している実験的部位。照射する膝上付近の部位を5cm四方ほど剃刀で処理します。

レベル1 : 既に何かが触れたくらいの感覚はあり。
レベル2 : 刺激が感じられる。これはちょっと痛い感じ。
レベル3 : 普通に痛い感じ。注射くらい。段階がちょっと早いですね。
レベル4 : 痛てぇ。そして熱い。熱した剣山でも刺されたような感じ。
レベル5 : グワーッ!と唸るほどの痛み。これは辛い。

密集しているだけの事はあって、痛みレベルの段階が一つ上がった感じがしますね。
これはレベル5で面照射したら失神するやつですな。私には耐えられそうもない。

・髭
男性の髭は濃いんですよ。程度の差はありますよ。私はそこまで濃いとも思わないですが、基本的には濃いのが髭ですね。部位的には唇の右上くらいに照射してみましょうか。さて、どんな地獄が待っているのやら。

レベル1 : 既にちょっと痛いんじゃないだろうか。
レベル2 : 普通に痛い感じ。注射くらい。ちょっと熱いんじゃないかな。
レベル3 : 痛てぇ。そして熱い。熱した剣山でも刺されたような感じ。
レベル4 : グワーッ!ってなるやつ。毛の一本一本が燃える様な感覚。
レベル5 : ちょっと恐怖で「ピッ」の後に手を少し動かしてしまった。「ブブッ」て言われた。ちょっと待ってくれ。それでもヤバい。痛いぞ。

なんか拷問に使える奴なのかな。っていうくらい痛いんですが。これに耐えて永久脱毛している人たちの覚悟って凄まじいですね。サロンの脱毛だと麻酔やらなんやらあるんでしょうけども、家庭用のこれはそのままですよね。
ん?自宅でも麻酔すればいいのでは?

塗る麻酔を個人輸入

こういった国内未承認薬剤はブログで紹介したりすると一発アウトらしいので詳しくは言及できませんが、リドカイン入りのクリームを個人輸入しました。
日本での商品名は「エムラクリーム」とか言うらしいですね。使用方法はその公式ページを参照しました。
気になる方は購入方法をググって頂けると助かります。直リンクを張る事さえ憚られます。ここでは「オオ〇カ堂」とだけ呟いておきます。
個人的には「オ〇サカ堂」さんにはかなりお世話になっていますね。様々な薬剤を購入し使用しましたが、特に問題なく本日まで生きています。安いし大量購入できるし、できる限り医者にすら行きたくない出不精の私にはもってこいですね。

脱毛途中経過

さて、初めての脱毛から2週間ほど経過しました。照射部位はどうなったでしょうか。

足の指 : ちょっと伸びてきた毛がポロっと抜けてツルツルになった。
太もも : 同上。5cm角ほどの範囲がツルツルで間抜けな感じになった。
髭 : 照射したのは唇の右上辺り1か所だけだったのですが、照射翌日ほどからやや赤くなり、毛穴がニキビの様に炎症を起こした感じになっていました。2週間ほど経過して、照射部位の髭はそこだけポロっと抜け落ちていました。

これは効果があるんじゃないでしょうか。髭はレベル5の痛みに耐えられませんでしたが、しっかり毛根にダメージを与えている感じがします。※個人の感想です。

6月6日追記
大事な部分を書き忘れており、追記します。
先の脱毛から2週間ほどで毛が抜けたのですが、これで終わりでは全く無いんです。
ご存じの方が大部分だとは思いますが、その後1ヶ月もすれば毛は生え揃います。レーザー照射の期間を開けて何度も繰り返すことで、ダメージを負った毛根から生えてくる毛が薄くなる・生えなくなるなどしながら、徐々に薄くなっていくという経過になっていく感じです。
レーザーを照射した際、実際には生えている毛の毛根にしか作用しないんですね。これから生える予定のある、毛根の種みたいなものが無数に存在しており(毛母細胞)、それらには効かないんですね。なので何度も繰り返し照射して毛根のストック切れを狙うようなイメージになってきます。
優良誤認表示とならぬよう、配慮的な追加記載でした。
闘いは始まったばかり。

塗る麻酔とその効果

もう髭だけで構わないですね。まずは自分で局所麻酔を行います。医療行為は自己責任で自分に対して行う事を禁止されてはいません。これはご覧になっている方に勧めているものではないという事を強調しておきます。私が自己責任で行っているだけです。行為の模倣により生じた損害については当方は一切責任を負いません。予めご了承ください。

鼻の下の髭全体に麻酔クリームを厚めに塗り、ラップして1時間待ちます。どうぶつの森でもやってましょう。6月は淡水魚が豊富ですね。
1時間が経過したらラップを取り去り、綺麗なガーゼで薬剤を拭うそうです。良い感じに麻痺している感がありますね。歯医者さんで麻酔した後、効きが弱くなってきた時くらいの麻痺感はあります。このまま速やかに照射しますか。

レベル1 : 特に何も感じない。
レベル2 : ちょっと触れた感じはあるかも知れない。
レベル3 : ちょっと痛い。まぁ問題ない。
レベル4 : ちょっと痛い。まぁまだ耐えられる。
レベル5 : 痛いというよりこれは熱いのかな。痛みは抑えられても熱いのは感じるって事ですか?

レベル5でも耐えられるようになっているのは間違いなく麻酔のお陰と思われます。ただ危機感を覚えるくらい熱いので、なるべく氷で冷やしながら照射しました。ガンガン連続で照射して、終わる頃には涙が出ていました。痛い。
この日は顎髭まで処理する気力が湧きませんでした。もう気分はゲッソリです。しかし、買ったからには使い倒すしかないのです。麻酔さえ使用できれば耐えられることが分かりました。
麻酔使用での照射は昨日の出来事なので、この結果がどうなったのかは後ほど報告しますね。
取りあえず照射した髭全体が炎症っぽくヒリヒリしています。

ではまた。

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