※以下の記載にはポケモンシリーズ全般に関する重大なネタバレや専門用語多めの内容が含まれます。それらを望まない方は引き返して頂ければと存じます。
※私はネット対戦アレルギーだったりするので、ほとんど対戦をしません。色粘りエンジョイ勢とでもいうカテゴリーに属します。
剣盾での運用が最終目的のため、性格厳選は行いません。シンクロ要員などは度外視しています。好きな味のミントでも齧っておいてください。
ヤトウモリのメスとは
今回はあまり思い入れのあるポケモンではないのですが、A連打仲間呼び連鎖を習得してからというもの、通常の色違いポケモンに物足りなさを覚えるようになっていました。
多少、難易度の高い色粘りがしたい。
それがヤトウモリでした。
ヤトウモリはSMにて初出のポケモンになります。
出現は8番道路や、ヴェラ火山公園、USUMの場合はシェードジャングルにも出る様子。
ミツハニーなどと同様の進化様式となり、メスのみ進化します。オスは進化出来ないという不遇の存在。進化するとエンニュートになります。妖艶な姿のメストカゲです。
色違いは体色が白くなり、印象がガラッと変わりますね。これはえぇ、欲しいですね。
野生出現、タマゴ孵化もそうですが、何の対策も施さない場合はオスが7/8、メスが1/8の割合で出現します。という事は、色違いエンニュートの入手率は12.5％という事ですね。こりゃヤバイ。
この場合、どこで粘るのが最良なのでしょうね。
色違いエンニュートの粘り方
8世代、剣盾に関しては全体的に低効率であると言わざるを得ません。8世代で色粘りをするとすれば、「ダイマックスアドベンチャー」に出現するエンニュートを直接狙っていくくらいですが、なんかのついでに出たらラッキーくらいのイメージですね。ダイマックスアドベンチャーはピンポイントで狙っていくのは非効率です。
7世代、SM、USUMに関しては仲間呼び連鎖があります。これはまぁ、雌雄を度外視すれば普通にA連打でも狙える気がします。
以上の状況より、USUMで粘っていくことにします。
※SMとUSUMでは、仲間呼び連鎖の事のみを考えるのであればUSUMに軍配が上がります。仕様上、SMでは連鎖数が255を超えるとカウントリセットというデメリットがあります。
USUMの仲間呼び連鎖と問題点
最大の問題点は前述した通り、雌雄の出現率ですね。何の対策もしない場合、メスの色違いエンニュートを手にするまで、オスの色違いヤトウモリが少なくとも5～6体は出てしまうでしょう。
それもまぁ悪くはないのですが、対策が打てるならば打ってから臨みましょうかね。
メスしか進化しないポケモンのメスを入手したい場合、メロメロボディ持ちのオスを用意し、野生遭遇するのが一般的です。
メロメロボディの効果としては、自然遭遇のポケモンの性別操作ですね。強制的にメロメロボディ側から見て異性を出す確率が2/3、同性が1/3になります。それでも1/3で外す可能性はあるんですが、7/8が外れよりはマシでしょう。
メロメロボディもそうですが、あるポケモンの出現確率を操作する特性というものは複数存在しますよね。
例えば、複眼、シンクロ、磁力などなど。これらの出現率操作系の特性に関しては、瀕死であっても先頭に配置しておけば効果を発揮するんですよね。仲間呼び連鎖でもこれらを期待して良いものでしょうか。
検証した結果、ダメですね。
仲間を呼ばれた瞬間にこれら特性持ちのポケモンが場に居なければ効果を発揮しない様子です。因みにメロメロボディ持ちのピクシーが「なりきり」を打って特性が「収穫」に変化した場合、それ以降の仲間呼びにおいて「メロメロボディ」は効果を発揮しません。
と、いう訳で、今回はA連打仲間呼び連鎖を断念します。ヒメリの実をモーン氏のところで大量培養してから臨みましょう。100個くらいはあっと言う間に溶けますのでよろしく。
対策方法
いつものA連打仲間呼びメンバーに加え、メロメロボディ持ちのピクシーを用意します。
ピクシーには「身代わり」「瓦割り」「電磁波」などを覚えさせておきましょう。
ピクシーのレベルをそれなりに上げておくことは大切ですが、できるだけ相手のレベルも低い方がやりやすいですね。今回はヴェラ火山公園で粘ります。ここで出現するヤトウモリのLVは16～19です。
相手の技構成は「火の粉」「甘い香り」「竜の怒り」「スモッグ」になります。
状態異常が激しいので常に身代わりを張りましょう。竜の怒りの定数40ダメージはフェアリータイプにより回避できます。スモッグのみダメージを受けますが、身代わり張っておけば結構なターン数は凌げます。
色粘り開始
基本的な方法はA連打仲間呼び連鎖の際と変わりありません。
ヒメリスワップを行い、相手のPP切れを防ぎます。
みねうちを打ってHPを1にします。
ハロウィンを打って、相手にゴーストタイプを付加。
ここまでやる事によって、操作ミスで瓦割りを呼び出し元に打っても死にません。
あとはピクシーを出し、身代わりを出し、呼び出されたヤトウモリに瓦割りを放って行きましょう。
瓦割り、身代わりのPPが切れたら適宜、ヒメリの実を手動で与えます。
身代わりの切れ間に甘い香りを食らうと、スモッグの命中率が上がり、身代わりが切れるまでのターン数も縮まるので気を付けましょう。
ここで朗報です。ヤトウモリは1％の確率でエンニュートを呼びます。
ヤトウモリの仲間呼び確率は上から2番目ほどで悪くないのですが、エンニュートの呼び出し率は最大です。
エンニュートが呼び出されたら、エンニュートに乗り換えてみましょうか。
詳しい方法は以下の通り。
連鎖乗り換え方法
・呼び出し元のヤトウモリから「ヒメリの実」を回収するため、オーロットを出してトリック。
※ヤトウモリがヒメリの実を消費中の場合は失敗します。収穫が発動してから回収しましょう。
・更にエンニュートにトリックする事でヒメリの実を押し付けます。
・エンニュートにスキルスワップで、特性を「収穫」に変更。これでPP切れ問題は解消。
・以下同様にみねうち、ハロウィンで乗り換え完成。
体感的にも呼び出し率は格段に上がりました。ほとんどのターンで呼び出してくれる感じ。流石は女王様。
その後もなかなか出ませんでしたねー。色違い出現率は1/273なのですが、光ったのは550～600回ほどでした。しかもメス！これは一発終了です。
A連打仲間呼び連鎖できないのは作業量的にちょっと厳しいですね。完全に気を抜いたままは作業できない感じです。
面白そうな色粘りがあったら今後もチャレンジしてみたいと思います。
ではまた。
コメント