UNDERTALEをプレイしました

趣味
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UNDERTALEをプレイしましたというよりは、時系列的にはもうだいぶ前にプレイしていました。話題作インディーゲーは結構やる方なので。ネタバレしちゃうといけない系のゲームなので未プレイの方は事前知識無く戸惑いながらプレイしてください。
記事の下の方からはネタバレ解禁するのでお気を付けください。

誰も殺さなくたっていいRPG

プレイスタイルは自由で、相対す敵との戦闘でも倒す以外の選択肢が残されている。ただ逃がしたり見逃したりするにも手順が必要だったりするので面倒なら倒したって構わない。
基本的には弾幕避けゲーみたいなところはあるものの比較的王道ターン制バトル。平均プレイ時間は6時間ほどとのこと。

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アリゲッティ氏とキャッティ氏。この人ら平和で好きです。

いやこれが本当に面白いのでぜひプレイしてほしい。小学校高学年の娘にもやらせてみたところ案の定どっぷりハマっていた。年齢問わず刺さる人には刺さると思う。
反ルッキズムなのか登場人物に美男美女なんてまぁ少ないんですが、全てのキャラクターに味があるし、音楽が最高ですね。どれもその場の雰囲気や情景にマッチしており聞けば聞くほど馴染んでくるスルメ曲。

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アルフィー氏。オタク女子全開だがだんだん可愛く見えてくる不思議。

以下、ネタバレするので閲覧注意

ゲーム紹介はそこそこにしてネタバレしてきますのでよろしくお願いします。
※以下ネタバレが多分に含まれる内容となります。未プレイの方はお気を付けください。アンダーテールのネタバレは結構致命的なので警告強めです。

 

私見を交えながら中ボス、ラスボスの攻略をしていきますよ。

 

さて、私の初見プレイは2023年7月頃だったのですが、Nルートをプレイした後にPルートの存在を知り、Pルートを完走します。Pルートが平和でハッピーエンド過ぎたので、その後に知ったGルートは見なかったことにしていました。
NルートとPルートの難易度が大したことなかったのもあって、Gルートでついさっきまでピースフルに仲良くやっていたみんなを鏖殺しながら無双するのは虚無すぎるだろと思って敬遠しましたよね。

そうして2025年1月頃、娘にプレイを勧めて横で見ていました。まぁ和やかな感じでNルートとPルートをやや苦戦しながらも全クリし、Gルートをやると宣言。ほほうと言いながら横目で見ていると、「不死身のアンダイン(Undyne the Undying)」出現。

これは結構ヤバめな難易度なんじゃないかということで急遽、父も参戦する運びとなりました。死にゲーとなると話は変わってきますよ。
それにしてもアンダイン氏も初見では女性だとは思いませんでしたねー。人魚っていうと女性を連想し、魚人ていうと男性を想像する。そうしたアンコンシャスバイアスを逆手に取っているとしか思えない。

プレイ機種はPS5につき、おそらくGステップが効かない感じだと思われます。ちょっとエンカウントがしんどいものの何とかアンダイン戦に辿り着きました。
結構苦戦しましたね。本気で2~3時間くらい掛かったかも。フロムゲーのちょい難しめのボス1体くらいの体感難易度。戦闘シーンの音楽が最高に好きでした。いつまでも聞いていたい。
今では懐かしのDDR(ダンス・ダンス・レボリューション)プレーヤーなので四方から迫る矢印とそれを弾く音なんかは心地よいです。何がキツいっていうと行動パターン終盤、7本の槍が自分を中心に取り囲むように迫ってくるのを避け続けるやつ2種。これがなかなか自分の中でパターン化できないところ。避け続けなければいけない時間も妙に長い気がする。

おすすめアイテムは「くもったメガネ」無敵時間が伸びるそうです。武器は「バレエシューズ」あとは「ふじリンゴ」でも齧って耐えましょう。「バタースコッチパイ」と「ゆきだるまのかけら」は今後のために温存しておきたい。個人的には「ビチャビちゃ」で加速する必要はないと感じた。

必要なのは慣れと試行回数。全ての攻撃に対して、運が良ければ躱せるという状態まで持って行けば、あとは人事を尽くしながら僥倖が訪れるのを待つのみ。

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いずれブレークスルーのタイミングは来ます。私もクリアした際はほぼ回復せず、「ふじリンゴ」2個くらい齧った程度でした。むしろ防戦に回ると後半の攻撃が激しくなるからジリ貧になります。

 

さぁラスト、「サンズ(Sans)」出現。
まぁ娘がアンダイン戦を制するまでちょっと待ちました。「バタースコッチパイ」と「ゆきだるまのかけら」を全消費して辛勝していましたが良しとしましょう。さぁラスボスだ。

ちょっと触ってみましたがこれは勝てる気がしない。最初のラッシュで大体削られるし毒のようなスリップダメージまで発生する鬼畜仕様。これは試行回数を稼ぐしかない。
何度も食らっていると初撃も無傷で乗り切れるようになってくるしアンダイン戦に比べるとランダム要素が少ない気がする。自分の動きをパターン化できる割合が強い気がする。
何とかサンズが攻撃の手を止め、小休止まで来ました。前半戦で特に苦戦したのは「青い骨と白い骨が交互に迫ってくるやつ」と、「骨の上の浮き足場を横スクロールでジャンプしていくやつ」でしたね。慣れると前半戦はほぼ無傷で乗り切れるようになるんですが、結構な試行回数を求められました。

さぁ後半戦。
後半戦にギリギリで辿り着いているうちは全然ダメです。回復アイテムも残っていないし残体力自体がほぼ無いのですぐにやられます。少なくとも全回復の「バタースコッチパイ」を持ち越せる程度になってからが本番といったところ。
そろそろアイテムもしっかり見直しましょう。「くもったメガネ」はここでも有用らしい。武器は「こげたフライパン」これは回復アイテムの効果量を+4してくれる有能武器。攻撃力は少ないですが、そもそも当たらないからね。回復アイテムの最善手は個人的見解ですが以下の通り。移動速度の上がる「ビチャビちゃ」はここでも必要ないと感じた。自機速度変わるとやり辛いです。
回復量が少ない順に並べることによって、後半戦で現れるメニュー画面での骨を対策します。メニュー画面ですらいちいち立ち止まって考えてる余裕がないんですよ。

カッコの後の数字はフライパン込みの回復量。
レジェンドヒーロー(44)
レジェンドヒーロー(44)
ゆきだるまのかけら(49)
ゆきだるまのかけら(49)
ゆきだるまのかけら(49)
フェイスステーキ(64)
インスタントめん(MAX)
バタースコッチパイ(MAX)

何かの間違いで「こげたフライパン」を捨てていたり、理想的な回復アイテムをアンダイン戦で消費していた場合はやり直すことも選択肢に入れましょう。まぁそこまでしなくともいずれは勝てますよ。

前半戦が終わってサンズが話しかけてくるやつ、一度「にがす」を選択するとその場でやられてしまいますが、その後の回で話しかけられる内容が変わって時短になるので、早い段階で1回逃がしましょう。

後半戦で特に苦戦したのはやはりランダム攻撃ですかね。場面がパッと切り替わって一瞬の判断を求めてくるやつ。どうしても苦手なものは敢えて食らうのも手ですね。私の場合、「骨の上に足場が二段出現し、左右から時間差で骨が迫ってくるやつ」これは操作ミスって落ちることが多発したので甘んじて食らうことにしました。
重力攻撃とガスターブラスターは慣れですね。因みに重力攻撃はGステップ動作の要領で上下左右全てのキーを同時押ししておくと楽に避けられる様子ですね。PC版とSwitch版では実践可能と聞きました。PS5版は諦めてサンズの左腕を凝視しましょう。

サンズ戦にも慣れてくると、最初は毒か何かだと思っていたスリップダメージも救済措置なんだと気付きます。即死級のダメージを負ってもスリップしている間は死なないし、そのスリップ中がむしろ無敵時間なのかなといったところ。スリップダメージの紫ゲージは回復アイテム齧っても回復しないので、回復のタイミングにも注意を払う必要が出てくる。
特に全回復アイテムの「バタースコッチパイ」などを食べる場合、スリップしきってHPが1になるまで待ってみたり、メニューバーに現れる骨にわざと当たり続けてHPを1にしてから使用するなどが望ましい。

ここまで来ると「スペシャル攻撃」を耐えるのみ。
これは得手不得手あると思いますが「横スクロールレースゲームみたいな上下に避けるやつ」が苦手でしたね。最終局面の回転ビームを耐えきれば完走です。

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私は「バタースコッチパイ」1個残しでクリアしました。5~6時間掛ったんじゃなかろうか。フロムゲーのヤバめなボスと比べても良いくらいのなかなかな難易度。

サンズ戦の音楽、メガロヴァニアもこれまた最高ですね。いつまでも聞いていられる。
非常に良い達成感でした。
そして娘のサンズ戦がどうなったかというと、どうしても勝てずに悔しそうにしていたのでSwitch版を購入しました。もう1週プレイし直し、アンダインも余力を残して倒し、サンズ戦へ到達し、重力攻撃を楽に避けられる方法を使用して何とか勝利を収めました。よく頑張りました。
Switch版限定という噂の「ぷんすかみゅうみゅう」も見たかったしね。

サンズの立ち位置について

戦闘中はそれどころじゃなくてよく聞いていなかったんですが、台詞回しを思い返すとサンズはかなりメタな立ち位置に居ることが分かります。サンズは初めから主人公の操作キャラではなく、主人公を操作している画面を超えたプレイヤーに話しかけているんですね。
主人公が一度倒されてコンティニューすることを「時空の大規模な歪み」と表現しています。Gルートへまっしぐらに進んだことも「善悪を顧みず、できるからってだけでやらずにはいられないんだ」と言い表します。
メタ要素って扱いが難しくて、あまりそれを強調されると冷めてしまうところもあるんですが、本作のそれはさり気ないというか、良い魅せ方だなと感心しました。

ファンアート作品でも作ろうかな!

UNDERTALEの公式グッズなんかは結構出ておるようで、「ちていのちっこいなかまたち」というアミーボ的なサイズのフィギュアは欲しいなと思うんですが、価格は高すぎないでしょうかね。
とても手が出せないので、例えばドット絵を起こしてアクリルスタンド的なものを作ったり、音楽の鳴るガジェットを作るのも楽しそうな気がします。3Dプリンターと電子工作技術があればなんとかなるでしょう。こちらは権利関係上、当然販売はできませんが乞うご期待。

ではまた。

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