ねぷたとは
青森に住んでいるからには、その文化に触れておこうという事で、ねぶたを作ってみました。
ただ、本格的な人型のねぶたを作るような時間も場所も腕もないので、小型の金魚ねぷたにします。
「ねぶた」だったり「ねぷた」だったり、その地方によって呼び名は変わりますよね。由来は「眠たい」から来ているとの説が有力なので、地方による訛りの違いから分かれたのでしょう。
作ってみましょう
目指すところはこんな感じ。早速、作り方を追っていきます。
※始めに断っておきますが、私は完全に素人且つ秋田県民なので、完成度の低さは大目に見て下さいね。
①骨組み
竹ひごや針金で円を作り、それを3つ併せて球にします。接合部分は糸で結びます。
あとは、尾びれを付けるために、T字に組んだ竹ひごを固定します。
既に紙を貼っていますがこんな感じ。
②紙張り
骨組みで仕切られた空間に一枚ずつ和紙を張っていきます。
大きめに切った和紙を区画に当ててみて、擦りながら跡を付け、それを目安にカットします。
張る時は木工用ボンドが良いですね。尾びれもそれっぽくカットし貼り付けます。
③墨入れ
目、鼻、口、エラなどを墨で描きます。最初に軽く鉛筆で下書きをした方が良いです。
これが一番緊張しますね。表情がここで決まってしまいます。
緊張しすぎて墨をこぼしてしまったの図。
気を取り直して描いていきます。。
④ロウ引き
溶融したロウで先ほど墨入れした部分の縁取りをしていきます。あと、鱗や尾びれの筋も描きます。
ロウを溶かすのには、缶詰の空き缶がおすすめですね。特にツナ缶くらいの浅めな奴がベター。
缶にロウソクを適量入れ、直火で炙るとトロッと溶けます。塗っている途中に固まって来たら再加熱。
ここで使う筆は不要なものか100円ショップ等で買ったものにしましょう。これ以外の用途で再利用は望めません。
⑤着色
目、鼻、口周りを黄色に。全体を赤に塗っていきます。
先ほどロウ引きした範囲には色が乗りませんので、安心して塗り進められます。
完成!
~おまけ~
完成品は実家の両親にあげました。
気が向けば金魚以外の小動物でも作ってみたいですね。近年は干支なんかをモチーフにしたものも市販されている様です。
ではまた。
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