※以下の記載にはポケモンソード&シールド、ポケモンウルトラサン&ムーンなどに関する重大なネタバレや専門用語多めの内容が含まれます。それらを望まない方は引き返して頂ければと存じます。
※私はネット対戦アレルギーだったりするので、ほとんど対戦をしません。色粘りエンジョイ勢とでもいうカテゴリーに属します。
できるだけ楽に色違いを粘りたい
ポケモン色違い粘りに関して、ソード&シールドが不適な環境であることは前回も述べました。
過去作も含めて、どこで粘るのが最高効率なのか。引き続きこれを追求していきたいと思います。答えはもちろん人それぞれ。ただ、自分に一番合っている方法を突き止めたいんです。
前回はピカブイで色粘りをしました。効率も悪くなく、2時間も粘れば出る感じはします。ただ、画面を注視し続ける必要があり、全く気が抜けないんですね。これは疲れる。
そんなこんなもあり、過去作のUSUMへ足を伸ばした次第です。
楽な方法があると聞いてきましたのでね。
USUM色違い粘りの方法
自然遭遇、国際孵化などは除き、本作特有の方法として以下が挙げられます。
・仲間呼び連鎖
これは本作特有ですよね。野生のポケモンと戦闘中、相手がピンチになってくると助けを呼ぶんですね。それに加え、「ビビリだま」というアイテムを使用することにより何度も仲間を呼ぶようになります。そしてその連鎖数が増えるほど、夢特性や色違いの出現率が上がるというもの。30連鎖以上は確率アップは無いものの、1/315という驚異の数値。「ひかるおまもり」所持の場合、1/273で色違いが発生します。
・ウルトラホール・ワープライド
ネタバレ全開ですが、伝説のソルガレオに乗ってワープホールを駆け巡るアレです。ルナアーラは翼が邪魔をして視界不良につきお休みです。
このウルトラホールでは、USUM以前の伝説ポケモンを全て捕獲できるうえ、その全ての伝説にブロックルーチンなどは無く、固定リセットを狙えます。確率はひかるおまもり所持で1/1365ですけどね。しかも、ズガドーン、ツンデツンデ以外のウルトラビーストは無限に入手可能。なんだこれは。
また、伝説ポケモンが出現しなかった場合は、入ったホールの色ごとに予め定められた一般ポケモン20種類のうちどれかが出現するのですが、入ったホールのレア具合によってそれらのポケモンが色違いとなって現れる確率が変動します。最もありふれた「通常ホール」ですら1/100という超高確率なのですが、最レアな「オーラホール」かつ、5,000光年以上の長距離ライドであれば1/3を超えてきます。36%というもはや有り得ない確率です。
こんなワープライドが一周5~10分ほどですから。何度も挑んでいれば、夢の色違いダブり。なんて状態にも陥ります。
仲間呼び連鎖で「夢ガバイト」を狙う準備
何はともあれ、試しに仲間呼び連鎖をやってみる事にしました。
クリアして間もない頃だったので、「ひかるおまもり」は持っていません。仲間呼び連鎖でなければ出現しない、「ガバイト」の夢特性「さめはだ」を粘って入手してみる事にします。
用意するポケモンなどは以下の通り
・「きのこのほうし」持ちのキノガッサに「ぼうじんゴーグル」をセット
現れたポケモンに「みねうち」を当て、HPを1にして「きのこのほうし」で確実に眠らせて捕獲するためだけに生まれたようなポケモン。攻撃が高く、そのままでも十分なのですが、特性が「テクニシャン」だとみねうちの威力も更に上がってなおグッド。難点を述べると本作では登場しない事でしょうか。ORAS辺りから転送する必要があります。
そして、ターゲットのガバイトは「砂嵐」の際にしか呼び出されない「天気呼び出し」なので防塵ゴーグルは必須です。
・「なかまづくり」持ちのゴロンダ
現れたポケモンの特性を確認するため、「なかまづくり」を使用します。「さめはだ」であればみねうちを当てても確認できるんですが、どうしても視覚的に安心したいのでゴロンダを連れて行きました。
場所はハイナ砂漠。夜は砂嵐が吹き荒れます。
呼び出し元のポケモン候補は「ワルビル」「ダグトリオ」「ナックラー」の3種です。
「ワルビル」は差し押さえ、威張るなどの妨害技が多く扱い辛いです。
「ダグトリオ」は泥爆弾で命中を下げてくるのでやや不適。
という消去法で「ナックラー」をチョイス。
ナックラーは土煙に接触した場合のみ、10%ほどの確率で出現します。
レベルとしては32~35なのですが、32の場合、穴を掘るので無駄なターン消費が発生し、イライラするため、33~35を推奨します。
また、その他注意点としては、まれに呼び出される「ヤジロン」が自爆を覚えているため、現れて直ぐに倒さないと呼び出し元まで死にます。ええ。一回やられました。
ナックラー連鎖開始
準備に時間が掛かりましたが、さっそく開始しましょう。
ナックラーが32LVだった場合、33~35LVのやつを呼び出させて乗り換えましょう。
みねうちで削り、ビビリだまを打ち、じゃんじゃん呼び出させていきましょう。
相手の技PPが切れると「わるあがき」で自滅されるので、適度なターン経過で乗り換える事も忘れずに行きます。
ナックラーは通常、ナックラーを呼び出す確率が砂嵐状況下では80%ほどなのですが、ガバイト、ヤジロンを呼び出す確率がそれぞれ10%ほどになります。
ヤジロンは即倒し、ガバイトが現れたらゴロンダを出して「なかまづくり」で特性確認を行います。
30連鎖を越えた場合、夢特性の出現率は15%になります。
なのでガバイトが10体くらい出てくると夢特性が得られそうな計算ですね。そうなってくるとナックラー連鎖数的には100体くらいになる感じでしょうか。結構大変なんですね。
そうこうしていると、ナックラーが光りました!
まじか。まさかの事態。動転して戦闘シーンの写真撮り忘れましたよね。
とりあえずダークボールで捕獲して連鎖がストップしてしまいました。
ナックラー可愛いからいいんだけども。これはちょっとビビったね。いつ何時も、連鎖するんであれば色違いが来ることを考慮しておかなければいけませんね。
気を取り直し、もう一度ナックラー連鎖を行い、無事に夢ガバイトはゲットしましたとさ。
A連打で仲間呼び連鎖に必要なポケモン
仲間呼び連鎖の勝手は分かりました。ただ相手の悪あがきに怯え、常にPP管理に気を配らなければいけないのはちょっと大変なんですよね。
しかし、良い方法があるらしいじゃないですか。「A連打仲間呼び連鎖」これを導入しましょう。
用意するポケモンなどは以下の通り
・夢特性「しゅうかく」のオーロット
オーロットに「トリック」「スキルスワップ」を覚えさせ、「ヒメリのみ」を持たせておきます。相手ポケモンにそれらの技を放つことにより、相手の特性が「しゅうかく」になり、持ち物の「ヒメリのみ」を無限に収穫し続ける感じになります。通常の天候で収穫の成功率は50%なので、10回のPPが切れて「わるあがき」をして自滅される確率は天文学的な数字になります。ほぼ起こり得ません。
収穫ナッシーに「ギフトパス」でも行けるそうですが、持ち物持ってると失敗するんですよね。
オーロットはXY辺りから引き連れてきましょう。
・夢特性「きもったま」のゴロンダ(必須ではないが便利)
夢特性の肝っ玉により、ゴーストタイプにもみねうちが当たります。みねうち要員、なかまづくり要員として、かなり優秀なので、本作の仲間呼び連鎖で夢特性厳選して入手しておきましょう。
・「ハロウィン」を覚えたパンプジン
これはパンプジンやバケッチャであればハロウィンを覚えますから、XYあたりから持ってきましょう。ハロウィンを使用することにより、相手にゴーストタイプを追加し、格闘技を当てても死ななくします。
・「ドレインパンチ」「なりきり」を覚えたコジョンド
このコジョンドには更に「みがわり」を覚えさせ、「ヒメリのみ」を持たせます。
無限収穫状態になった呼び出し元のポケモンになりきりを使用する事で、自分も無限収穫状態になります。これでPP枯渇問題は解消されました。あとはドレインパンチを連打するだけで、呼び出し元には当たらず、呼び出された奴のみ殴り倒して自動回復の永久機関的な状態が揃います。
身代わりを張る事で、混乱以外の状態異常や能力低下を避けられます。
場合によっては更に必要となるポケモンも出てきますが、この辺が居ればだいたい問題なし。
A連打するだけ仲間呼び連鎖、開始
特筆すべき危険な技などが無い「アゴジムシ」で試してみました。
・まずはオーロットを出し、「トリック」&「スキルスワップ」
これで相手にヒメリを押し付けて無限収穫状態にします。
・続いてパンプジンを出し、「ハロウィン」
これで相手にゴーストタイプを追加。
・次にゴロンダを出し、「みねうち」、仲間を呼んだら倒しておきます。
ゴーストタイプだろうが何だろうが、みねうち当たります。
※肝っ玉が無い場合は、上記手順と逆にするだけでok。先にみねうち、後からハロウィン。
・そしてコジョンドを出し、「なりきり」
相手の特性をコピーして、自分も無限収穫状態になります。
・最後に「ビビリだま」を打ち、A連打で「ドレインパンチ」
あとはドレインパンチで自動回復しますし、相手は無限に仲間呼びをしますので、本当にA連打で色粘りができます。これは最強の方法ではないでしょうか。
これはルームランナーで走りながらだって色粘りが出来るんじゃないかと思い、走りながらA連打してみましたが十分可能ですね。ただ、今回は25~30連鎖辺りでアゴジムシが光ってしまいます。とりあえず色粘りは忘れて30分くらい走りましたとさ。
転んだら危ないから良い子はマネしないでくださいね。
そんなこんなで、どうやらさっそく高効率&超絶楽な色違い手法に出合ってしまった様子です。
今後これを越えてくる方法が出てくるかどうかは不明ですが、しばらくはA連打連鎖にハマります。
また上記の方法では全てのポケモンをカバーできるわけではなく、例えば相手がゴーストタイプだった場合などはドレインパンチが通りませんし、突進で自滅してくるダンバルなんかは抜本的な対策が必要だったりしますね。
そういった個別ケースに頭を捻りながら対応していく楽しさもまた良いものがありますね。
この後、まずは「ひかるおまもり」を入手しました。仲間呼び連鎖での効果は限定的ですが、固定リセットを目論む場合は必須級です。US、UM双方用意したので400種コンプは楽勝でしたね。
特に苦労したポケモンなどは別の記事で紹介するかも知れません。
ではまた。
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