※以下の記載にはポケモンシリーズ全般に関する重大なネタバレや専門用語多めの内容が含まれます。それらを望まない方は引き返して頂ければと存じます。
※私はネット対戦アレルギーだったりするので、ほとんど対戦をしません。色粘りエンジョイ勢とでもいうカテゴリーに属します。
剣盾での運用が最終目的のため、性格厳選は行いません。シンクロ要員などは度外視しています。好きな味のミントでも齧っておいてください。
USUMでは出現しないポケモンの存在
USUMの仲間呼び連鎖にはずいぶんハマりました。特にA連打するだけでホイホイ現れるので個人的にはこれが最良の色粘り方法だと考えています。
しかし、USUMには出現しない(野生では現れない)ポケモンの存在が頭を悩ませます。
例えば気になるもので言うとポリゴンとか、ドーミラーとか、ビリリダマとか。USUMで出現しませんが色違いは欲しいじゃないですか。
国際孵化で良いじゃないかという声も聞こえてくるのですが、孵化厳選は好きじゃないんですよね。ケンタロスで走り回るのには指が疲れますし、スライドパッドも痛めそうだし。
そこでもう一段階、過去作に遡ってORASへ行ってみましょう。ここでも効率の良い厳選方法があるらしいじゃぁないですか。
シナリオ序盤で自然遭遇
とりあえず、適当なメンバーを引き連れてシナリオクリアを目指すんですが、軽くサーチにも慣れておきたい。図鑑ナビからポケモンを選択してサーチ。
一度捕まえたポケモンしかサーチできないとか、サーチしても見つからない場合があるとか、細かいルールが結構あるんですね。サーチしなくてもシンボルが見える事があり、忍び足で近づかないと逃げられるんですね。これは慣れるまで大変だな。
トウカの森でキノココ探しをしていると、見知らぬシンボルが現れまして、忍び足に何とか成功するとこれまた見慣れぬ繭型ポケモンが出現。緑色の様子。。これは!マユルドの色違い!!
完全自然遭遇で焦り過ぎまして、写真を撮るのも忘れていました。
自らサーチを行った訳でもないので、発生確率は1/4096のやつでしょうか。
全くの序盤で、対策ポケモンも居ないしボールの類も心もとない感じでしたが、なけなしのハイパーボールで何とかゲット。危なかった。マユルドってアゲハントになるんだっけ。とか思っていましたが正解はドクケイルの方ですね。えぇ。進化後は渋いカラーリングの蛾ですよね。
連続釣りも軽くやってみる
その後は当り障りなくシナリオを進めますが、その道中、釣り竿も手に入れ、波乗りもできるので連続釣りでもやってみる事に。
なにやら光るお守り無しでも1/100という確率破壊的な粘りがあるそうじゃないですか。
釣りを連続で成功し続ける事により、抽選回数がガンガン上昇し、20連鎖以降は1/100に固定だそうな。まじかね。ピカブイで頑張った私のコイキングはどうしてくれる。まぁあれはあれで楽しかったからヨシ!
釣りを失敗してはいけないという事で、先頭はフィールド特性の「粘着」「吸盤」持ちを据えましょう。瀕死でもok。
持っていなかったのでバトルリゾートへ向かい、凄い釣り竿で「テッポウオ」を釣りあげます。
バトルリゾートで凄い釣り竿を使用すると、「テッポウオ」若しくは進化後の「オクタン」しか釣れませんので、ここで連続釣りをしてしまいましょうか。
普通に砂浜から竿を投げまして、50連鎖ほどで「釣れないなぁ」が出ました。吸盤持ちでもそんな事ってあるんですね。調べましたところ、吸盤持ちの上でどこか壁面に向かって釣り竿を投げると間違いない様子。大人しく波乗りして壁に向かって釣りましょう。
しかし、これも単調な作業ですね。100連鎖もする頃には眠くなってタイミングを逸してしまう事もあります。延べ200回ほど竿を振った頃に色違いが現れます。
この頃にはキノガッサが居るので胞子&みねうちで問題なくゲット。
光るお守りの取得
シナリオクリア後、光るお守りの取得を目指すのですが、これはなかなか大変でしたね。800種を超える全国図鑑のコンプリートが求められるのと、そもそもORASに出現しないポケモンも多数。
これはXYも動員して総合的に集める必要があります。
個人的にはオメガルビー&Yで挑んでいますので、アルファサファイアやXでないと出現しないポケモンなんかは迷わずGTSに頼っています。準伝説の3鳥なんかは、間違いなく改造と思われる「色違いで名前が空欄」みたいなのもゴロゴロしていましたが背に腹は代えられず、図鑑埋めに活用させて頂きました。集め始めてから20日ほど掛かっていたのだと思われます。ようやく全国図鑑が完成しました。
群れ遭遇粘り&サーチ粘り開始
ようやく本題ですね。
まず、光るお守りがあれば本作では「群れ遭遇」というシステムがあるので、出現ポケモンは限られますが「甘い香り」を使用することにより5体同時遭遇が可能です。3/4096が5体ですから、これだけで1/273という驚異の確率。
早速、115番道路の奥にいるチルットを狩りに行きましょう。ここでは甘い香りで群れ遭遇できるのが此奴のみです。これは分かりやすい。
そしてサーチレベルが300を超える頃には、サーチ粘りに切り替えると群れ遭遇の1/273を超える出現率になっているという夢のコンボです。1体遭遇当りサーチレベルが1上昇するので、群れ遭遇だと60回で300は超えるんですね。既に笑うしかない。
さぁ粘るぞ!と思っていたらサーチレベル170ほどで黄色いチルット出現!早い!またも撮影し忘れました。5体同時に相手をする必要があるので、相手の技によっては事前対策が求められる場合もあると思われます。チルットは特に問題なしです。
黄色いチルット、チルタリスは憧れだったので良かったです。USUMのウルトラワープライドでもチルタリスが出現するんです。そちら側でも色違いにちょっと期待していたんですがなかなか出なかったものでして。
ビリリダマ粘り開始
さて、続いてはビリリダマといきます。
まずはニューキンセツ内で群れ遭遇します。群れで出てくれればそれでいいですし、でなければサーチに切り替えるまで。ここではコイルも群れ遭遇しますが、コイルでも私は一向に構わん。
結果、群れ遭遇では出現せず、ビリリダマのサーチレベルが900を超え、コイルのサーチレベルは450ほどまで上昇。
ビリリダマのサーチ粘りに切り替えます。
しかし、屋内でのサーチは特に厳しいですね。現れても直ぐに移動するし、油断すると主人公は走り出すし。最速忍び足を極めない事には屋内・海上粘りはきつい感じ。
諦めましょう。110番道路の草むらだ。さぁビリリダマ、表に出るぞ。
草むら粘りは結構楽ですね。動かないし、けっこう長い時間遭遇出来なくても問題なさそう。忍び足の練習もそこそこに、ビリリダマがようやく光ります。サーチレベルは987まで上昇していました。
ポリゴン、サーチ粘り開始
さて念願のポリゴン粘りです。
※サーチ粘りの際は事前に「ゴールドスプレー」を大量に買っておきましょう。
ポリゴンに関しては通常のフィールドで出現しないので、まずは該当の「マボロシ島」が現れるまで粘る必要があります。夢幻の笛でラティオスの類を呼び寄せて大空へ行くアレですね。
通常は1日に1拠点、どこかに「マボロシの場所」が現れますが、ネットに接続するとランダムでいくつか候補が増えますね。これを利用します。
・まずは通信時にレポートを書かない様に設定。
・ネットに繋ぐ前にセーブしておき、ネットへ繋いでテレビナビからポストマークをタッチしてマボロシの場所を追加。
・目的地が追加されていなければリセット。これを繰り返し厳選可能です。
無事にポリゴン島に辿り着きました。ここからはもう別の場所に移動しない限りは翌日になろうと問題なく居座り続けられますので安心してください。無人島生活をエンジョイしましょう。
さて、私が降り立ったのはブニャットとポリゴンしか出現しない島ですね。群れ遭遇なども発生しないので、これは自力で遭遇していくしかないです。草むらも広いとは言えず、ポリゴン自体の出現率もブニャットより低い気がするし、自然遭遇は効率が悪いので、やはりサーチ連鎖を重ねていく方法が最良ですね。
・まずはゴールドスプレーを振り撒いて野良ポケが出現するのを抑制します。
・図鑑ナビからポリゴンを選択してサーチします。
・見つかれば忍び足で遭遇すれば良し。見つからない場合はもう一度サーチします。
・青い円がくるくる回っている間は走ってましょう。画面が切り替わったらストップして待ちます。
・因みにサーチして出現するポケモンは自分から見て7~9マスほど離れた位置にいるので、そのマスに草むらが無いといくら頑張っても出ませんね。出現可能性地点に草むら面積が多くなるような位置で最終スタンバイをすると良い感じ。
・ここでは問題ありませんでしたが、段差の上や回り込まないと行けないような場所の草むらにも発生する可能性があるので、粘り位置選びは大事ですね。
・体感的には見つからないのを5回ほど繰り返すと出現することが多かったです。
・一度現れたポケモンは全部倒しましょう。倒して、サーチしてを繰り返している間は連鎖状態になるので、連鎖中はサーチ遭遇率が格段に上がります。逃げると連鎖は途切れます。
・それでも連続遭遇の途切れてしまう時もありますが、先ほどの様に再サーチで引っかかるのを待てば連鎖は継続します。
・離れすぎたり、遭遇するまでに時間が掛かり過ぎたりするとポケモンが逃げて連鎖が途切れます。
・実際、連鎖で色違い確率が上がるのは49連鎖目と99連鎖目のみなので回数はあまり拘らなくて良しです。途切れても気にしない。ただサーチ遭遇率が上がるのでほぼそれだけが目当てな感じです。
ポリゴンが光ったのはサーチレベル457の時でした。
これでサーチ粘りは概ね完全習得できた感じですね。
サーチレベルと色違い発生率の考察
ここから先はだいぶマニアックなお話しなので、確率計算方法などを気にしない方は関係のないお話です。
サーチレベルが上昇すればするほど色違い発生率も上がる仕組みなのですが、発生率は16段階に分かれており、その16段階も何やら半端な数なんですね。どういった仕組みで計算されているのか気になりますねー。海外のサイトになりますが、解析された方の解説が書いているので詳しく見てみました。
まずは肝心の確率を先に書いておきます。
確率段階 | サーチレベル | 御守無 | 御守無49連鎖 | 御守無99連鎖 | 御守有 | 御守有49連鎖 | 御守有99連鎖 |
1 | 1~16 | 1/2777 | 1/1163 | 1/735 | 1/954 | 1/646 | 1/488 |
2 | 17~33 | 1/2100 | 1/677 | 1/404 | 1/733 | 1/423 | 1/297 |
3 | 34~50 | 1/1689 | 1/478 | 1/278 | 1/595 | 1/314 | 1/214 |
4 | 51~66 | 1/1412 | 1/369 | 1/212 | 1/501 | 1/250 | 1/167 |
5 | 67~83 | 1/1213 | 1/301 | 1/172 | 1/432 | 1/208 | 1/137 |
6 | 84~100 | 1/1064 | 1/254 | 1/144 | 1/380 | 1/178 | 1/116 |
7 | 101~150 | 1/947 | 1/219 | 1/124 | 1/340 | 1/155 | 1/101 |
8 | 151~200 | 1/853 | 1/193 | 1/109 | 1/307 | 1/138 | 1/89 |
9 | 201~300 | 1/776 | 1/173 | 1/97 | 1/280 | 1/124 | 1/80 |
10 | 301~400 | 1/712 | 1/156 | 1/88 | 1/257 | 1/112 | 1/72 |
11 | 401~500 | 1/658 | 1/142 | 1/80 | 1/238 | 1/103 | 1/66 |
12 | 501~600 | 1/611 | 1/131 | 1/73 | 1/221 | 1/95 | 1/61 |
13 | 601~700 | 1/571 | 1/121 | 1/68 | 1/207 | 1/88 | 1/56 |
14 | 701~800 | 1/535 | 1/113 | 1/63 | 1/194 | 1/82 | 1/52 |
15 | 801~900 | 1/504 | 1/105 | 1/59 | 1/183 | 1/77 | 1/49 |
16 | 901~999 | 1/476 | 1/99 | 1/55 | 1/173 | 1/73 | 1/46 |
サーチレベルが100を超えるまでは確率段階も細かく激しく上昇し、それ以降は緩やかに901まで上昇する感じですね。
解析情報を翻訳しつつ追っかけてみたところ、
サーチレベルが1~100の間は「内部値」が6ずつ上昇し、101~200の間は2ずつ、201以降は1ずつのペースらしいですね。
その内部値を100で割って、小数点以下を切り上げたものが確率段階になります。
例:内部値16の場合、16×6/100=0.96、切り上げると1
内部値17の場合、17×6/100=1.02、切り上げると2
1~16までが1なのはこの辺の仕組みになりますね。
そしてサーチ遭遇の場合、色違い発生ボーナスが少なくとも1回出現します。
ボーナスの内容は、「0~9999の乱数を発生させ、確率段階数以下であれば色違い確定」というもの。
例:サーチレベル100の場合、6/10000≒1/1666の確率で色違い判定。
そして更に4%の確率で、上記ボーナスをもう4回引けます。
光るお守りを持っているともう2回引けます。
連鎖数が49の場合はもう5回、99の場合はもう10回引けます。
凄いですね。最大で17回も引けるんですね。
この抽選に漏れた場合でも、通常の色違い判定(1/4096、御守有では1/1366)が行われます。
これはなんという大盤振る舞い。
この一連のアルゴリズムをEXCELで再現してまとめたのが上記の表になります。分子を1で固定するので近似値になります。
サーチ粘り総評
サーチレベルは一度上げると下がらないですし、光るお守りを持っている状態で901以上になると連鎖抜きにしても1/173という超高確率。同一ポケモンで複数の色違い狙いたい場合なんかがあればこれはもう最大効率ですね。
サーチレベルを群れ遭遇で爆上げできるポケモンが狙える場合は、これ以外の方法を試すのが無駄かもしれないというくらいのお話し。
ただ、サーチして忍び足みたいな一連の所作が集中力を少しづつ削ってくるので、気楽さにおいてはUSUMのA連打粘りには敵わないかなといったところ。
最後は自分にとって合う方法かどうかといったところですね!
皆様もダイパリメイクに向け、良き色粘りを。
ではまた。
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